お不動様の頭上には、蓮の華が載っております。
という説明が書かれておりますが…
それは何のために、そうなっているのか?
考えたこと、ありますか?
実は、この蓮の華の咲くところが浄土。
つまり仏様のおられるところです。
今年の蓮
いっぱい咲いてくれました。
お不動様の髪の毛は、
頭上から左の肩に向かって髪を三つ編みのように結っており、これを辮髪と呼びます。
この辮髪は七つに結ばれており、
この意味は「七代にわたり救ってやるぞ」という
お不動様の
有難い慈悲のご誓願でございます。
真言宗では、初七日の仏様でもございます。
「はやく、昇ってこい。救ってやるぞ」ということで、
自力で這い上るための修行の綱と思ってください。
生前、しっかり信心された故人様には、初七日で浄土に行かれ仏様になられるお方もおられます。
また、反面、昇って行っても業が深いと落ちてしまいます。
日頃の信心は、供養だけではありません。
南無大師遍照金剛