命光不動尊のブログ

貴方の知らない神道や仏教の教えが命光不動尊にはあります。

納骨袋は手作りで

2020年05月22日 20時09分34秒 | ご供養

いつも人のために尽くすことが務め?と思っておられる信者様からご依頼で

納骨袋を大黒さん(住職の奥様のこと)が手縫いしてくれました。

三体分です。

山主が「破地獄曼荼羅」を手書きしました。

袋には、各故人様のお名前や戒名を書き入れ、

袋をお加持いたします。

 

何年も逢っていない親類の男性と偶然に会われ、

「分骨したお骨をお墓に納めた」と親戚の方から相談されたそうです。

 

きっと故人様がこの方に相談したら、ちゃんとしてくれるからと、

親類の男性に頼んだようです。

 

お墓の土を浄化するために、送っていただきました。

 

「早く土に還れるように」といってもこのままでは、

悪い因縁が残っておりますから、まず、土(因縁)を浄化する必要があります。

送っていた土そのままです。

   

   当山のご浄塩(極楽塩)を

これだけでも充分浄化されますが。

   塗香  お経の前に手に塗るお香

焼香で使うお香をタップリ。

香炭を乗せて

 

火をつけて土を浄化。これを何日も繰り返します。

 

そして最後にふるいにかけて石や草の根を取り除き、

最後に太陽(大日如来様)の光をいただきます。

 

そして、最後は、袋に入れてまた、

ご浄塩と塗香をたっぷり入れて終わります。

 

きれいなサラサラの塩になりましたが、

最後のお墓の土の写真を撮り忘れました。

 

この浄化されたお墓の土とお骨を一緒に

破地獄曼荼羅の書かれた納骨袋に納めます。

 

結構大変な作業でした。

 

南無大師遍照金剛