本日より令和元年度の
盂蘭盆会・特別霊界大施餓鬼供養がはじまりました。
当山の供養は、お大師様のお膝元である橋本市においても
目に見える供養であると皆様から言われております。
その為か、皆様、菩提寺様でのご供養もされているのですが、
「当山のようなご供養は何処にもない」と、霊界施餓鬼供養を希望される方が
全国から多数ご依頼いただいております。
その為か、これまでご供養をずっと続けられている方でも
これまで一度もお目にかかった事のない信者様が多数おられます。
また、「霊界大施餓鬼供養」をされた後に「お蔭がいただけた」と、
お歓びのお知らせを頂きますので、皆様続けられるようです。
今日の盂蘭盆会・特別霊界大施餓鬼供養は、
ほとんど遠方よりのご依頼のご供養でございます。
東京より一名の方がご参拝になられました。
この方は20代の方ですが、非常に熱心にご実家の供養をされていらっしゃいます。
早朝から副住職はじめ寺務方や弟子総出で準備を行いましたが、
初日から供養のご依頼が多かったため
供養がはじまりましたのは11時をすぎてからとなり、
終わったのは午後1時をすぎてしまいました。
山主が
「今日は相当数のご先祖様がもういらっしゃってる。お経を取っていかれるなぁ」
と、ボソッと言われました。
その時はそんなに気に留めなかったのですが、いざ供養がはじまり、理趣経も中盤にさしかかりますと
いつもなら綺麗に揃うお経が合わなくなり、
途中で何度か止まってしまい副住職が「今、どこ?」と言われる事態となってしまいました。
その後の読経は、綺麗に揃いましたが、
これまで何十回も盂蘭盆会の供養に参加させていただいた中で
今日のようなことは初めてでした。
住職からお経は「お食事」であると教えられておりますが、
よほどお腹を空かされているご先祖様が大勢おいでになったようです。
しかし、皆さん満足されたのかとても歓んで霊界へと帰って行かれたそうです。
本日、ご供養を受けられたご先祖様は、一旦霊界に戻られ、
霊界で施餓鬼をされてお徳を持ち帰り各々のお家に帰られる様なのですが、
ご先祖様が山主に
「明日、家に帰るけど家の者は旅行に行って誰もいない。
ここで供養してもらってるから有難いが、さみしい・・」
と言われたそうです。
あと、13.14.15.16日と4日間、この供養は続きます。
毎年、修行の為に参加させていただいているのですが、
毎年何か新たな教えを頂いております。
心を込めて供養させていただきたいと思っております。
合掌
ご供養をご依頼いただいている施主様
供養が終わりましたら利供養のお品を随時発送させて頂きます。
しばらくお待ちください。
香華