親、兄弟、親戚で揉め事が起っているのは、
これまでの供養が足りず、先祖代々、悪因縁を貯めてしまったからです。
亡くなる前まで、悩みや心配事がある。
お世話になった方に恩を返さずに心残りのまま亡くなられる方は、
なかなか、成仏できないのです。
このような場合、特に熱心に供養する必要があるのですが、
最近は、施主様の都合とか、途中で供養を打ち切ってしまう方のがほとんどで、
供養が充分ではありません。
ご先祖様の残された悩みや心配ごとや人から受けた恩は、
悪因縁として先祖代々の借金として残ります。
その借金を返さない限り、その子孫に繁栄は有り得ません。
では、誰がどうやって返すのでしょうか。
それは、当然生きている子孫である我々になります。
ご先祖様に借金がある場合、
子孫は、働いても働いても手元にお金が残らないという現象が起こります。
ご先祖様の借金を返しているからです。
このご先祖様の借金を返せるのが、
当山の霊界施餓鬼一粒満腹法要です。
ご先祖様の借金を返すには、時間がかかります。
大きな徳積みのできる供養法しかないのです。
ですから、我々は、子孫に借金を残さないような行ないをしなければなりません。
南無大師遍照金剛