当山の信者さんで50歳過ぎの息子さんの事なんですが、
働くのが嫌いな人で、会社の方もしょつちゅう、ずる休みをしたりして、
家の中では厄介者で家族全員が頭痛の種だと言うことでした。
たまたま、当山で先祖供養をして欲しと、ご家族で、お出でに成り。
ご供養の途中で、亡くなった、お父さん霊が現れ、「そんなに働くのが嫌なら、
家から放り出せ、帰って来るなと言え」と、お伝え願いたいとの事、
この旨、ご来寺の母親に伝えました。ご帰宅されて息子さんに、
伝えたところ、怒って「出て行く」と言って家を出て行ったそうです。
その晩は帰って来なかったそうですが、翌日夕方、生まれて初めて、
母親に詫びを入れ帰って来たそうです。お母さん、いわく、ひとり息子と、
思い、「お父さんが亡くなってから何も言わなかったのが、あかなんだんやね」
ほんまに、親の心子知らず、ですな。