近ごろの気候は暖かだったり寒かったり。
しかし北海道の奥地よりは、東京はよほど暖かです。乾燥はしているけど。
先週金、土、日は北海道の朱毬内で開催された東アジア共同ワークショップに参加しました。いろんな成果を得られました。いつかまとめようと思っているうちに、時間ばかりが過ぎ行きます。知識、視点、切り口、出会い、などなど、近いうちにまとめよう。
そんなことを言っているうちに、今日の夜から岩国へ行くことになりました。ただいまのぞみで突っ走っているところです。
目的は、来月12日に投開票の岩国市住民投票の応援(&やや取材)です。
何の住民投票かと言うと、アメリカの海軍厚木基地(神奈川)の空母艦載機部隊を、海兵隊岩国基地に移転する計画の是非を問うものです。
額賀防衛庁長官は、住民投票の結果は無視することを表明しています。国のやることに自治体が口を出すものではない、と。日本国憲法の地方自治の原則が頭にないようです。
以下、同僚のF氏がMLに流した文を(勝手に)転載します。まとまっていて経過がよくわかるので。
ちなみにこの移転計画も、今進められる米軍再編の一環。
平和新聞は、軍隊機構をいまいち理解できていない私にもわかるような米軍再編特集号を作成しました(写真)。
読みたいですか?そうでしょう。
ほしい方はご連絡ください。
▼以下転載▼
いま岩国(山口)が大変なことになっています。みなさんの力が必要です!まず経過を簡単に説明すると…
〓日米の米軍再編協議で、神奈川県・厚木基地の空母艦載機約50機を岩国基地に移転する計画が持ち上がる。
〓市長は受け入れ反対を表明。市議会も移転反対決議(昨年6月)
〓自治会や婦人団体など地元の住人が、人口の過半数6万人の署名を集める(同9月)
〓日米両政府が、地元の声を無視して再編計画で合意(同10月)
〓一部の市議会議員が「移転は国策。市が反対しても(撤回は)難しい。受け入れを前提に地域振興策などを国と協議すべきだ」と市長に方針転換を求める動きが活発化(今年1月)
〓市長は「自分と市議会との意見が一致しないため、民主主義の原点に戻り、市民の判断を仰ぎたい」と、条例に基づき3月12日に住民投票を実施することを決断(同2月初め)。
というわけで、今回の米軍再編問題では全国初の「住民投票」が行われることになったのです。
いま岩国以外にも、沖縄、座間、横須賀など日本全国の自治体が反対の声をあげていますが、「住民投票」となるとその重みが違ってきます。まさにその結果は地元住民の意思を表すからです。
もしここで勝てば、それを無視して強引に計画を推し進めるのはハイリスクとなり、政府は難しい選択を迫られることになります。逆にもし負けたら、あるいは投票率が50%に至らず不成立となった場合、岩国にとどまらず全国の他の自治体にも影響を及ぼすでしょう。
そういう意味では、1月の名護市長選挙に続く、米軍再編をめぐる「天王山のたたかい」になります。「これに勝つか負けるかで、日本の未来は大きく変わる」といっても言い過ぎではないと思います。
受け入れ容認派も、商工会議所・地元企業関係者が中心になって「住民投票に反対する会」を立ち上げ、「空母艦載機部隊移設は国の専権事項で市の権限外。住民投票をするのは条例違反」「今の市長の姿勢では、防衛関係の補助金が削られかねない」などと市長を批判し、市民に棄権を呼びかける運動を始めるなど、現地はたいへん緊迫した状況となっています。
そこで、ぜひみなさんにお願いしたいのは、条件のある人はぜひ現地へ応援に駆けつけて欲しいのです。行けば手伝えることはたくさんあります。
なにせ短期間での勝負なので、マンパワーが決定的です。どれだけ一人でも多くの市民にチラシを渡し、声を届け、対話するかにかかっています。
「行きたいけどお金がない…」という人は、まず僕に相談を。社会人の人は週末だけでもどうですか?
ちなみに今週末は西村美幸が、来週末は私が現地に行くので、ぜひ一緒にやりましょう。ちょっとでも興味持った人は、ひとまず連絡ください。
しかし北海道の奥地よりは、東京はよほど暖かです。乾燥はしているけど。
先週金、土、日は北海道の朱毬内で開催された東アジア共同ワークショップに参加しました。いろんな成果を得られました。いつかまとめようと思っているうちに、時間ばかりが過ぎ行きます。知識、視点、切り口、出会い、などなど、近いうちにまとめよう。
そんなことを言っているうちに、今日の夜から岩国へ行くことになりました。ただいまのぞみで突っ走っているところです。
目的は、来月12日に投開票の岩国市住民投票の応援(&やや取材)です。
何の住民投票かと言うと、アメリカの海軍厚木基地(神奈川)の空母艦載機部隊を、海兵隊岩国基地に移転する計画の是非を問うものです。
額賀防衛庁長官は、住民投票の結果は無視することを表明しています。国のやることに自治体が口を出すものではない、と。日本国憲法の地方自治の原則が頭にないようです。
以下、同僚のF氏がMLに流した文を(勝手に)転載します。まとまっていて経過がよくわかるので。
ちなみにこの移転計画も、今進められる米軍再編の一環。
平和新聞は、軍隊機構をいまいち理解できていない私にもわかるような米軍再編特集号を作成しました(写真)。
読みたいですか?そうでしょう。
ほしい方はご連絡ください。
▼以下転載▼
いま岩国(山口)が大変なことになっています。みなさんの力が必要です!まず経過を簡単に説明すると…
〓日米の米軍再編協議で、神奈川県・厚木基地の空母艦載機約50機を岩国基地に移転する計画が持ち上がる。
〓市長は受け入れ反対を表明。市議会も移転反対決議(昨年6月)
〓自治会や婦人団体など地元の住人が、人口の過半数6万人の署名を集める(同9月)
〓日米両政府が、地元の声を無視して再編計画で合意(同10月)
〓一部の市議会議員が「移転は国策。市が反対しても(撤回は)難しい。受け入れを前提に地域振興策などを国と協議すべきだ」と市長に方針転換を求める動きが活発化(今年1月)
〓市長は「自分と市議会との意見が一致しないため、民主主義の原点に戻り、市民の判断を仰ぎたい」と、条例に基づき3月12日に住民投票を実施することを決断(同2月初め)。
というわけで、今回の米軍再編問題では全国初の「住民投票」が行われることになったのです。
いま岩国以外にも、沖縄、座間、横須賀など日本全国の自治体が反対の声をあげていますが、「住民投票」となるとその重みが違ってきます。まさにその結果は地元住民の意思を表すからです。
もしここで勝てば、それを無視して強引に計画を推し進めるのはハイリスクとなり、政府は難しい選択を迫られることになります。逆にもし負けたら、あるいは投票率が50%に至らず不成立となった場合、岩国にとどまらず全国の他の自治体にも影響を及ぼすでしょう。
そういう意味では、1月の名護市長選挙に続く、米軍再編をめぐる「天王山のたたかい」になります。「これに勝つか負けるかで、日本の未来は大きく変わる」といっても言い過ぎではないと思います。
受け入れ容認派も、商工会議所・地元企業関係者が中心になって「住民投票に反対する会」を立ち上げ、「空母艦載機部隊移設は国の専権事項で市の権限外。住民投票をするのは条例違反」「今の市長の姿勢では、防衛関係の補助金が削られかねない」などと市長を批判し、市民に棄権を呼びかける運動を始めるなど、現地はたいへん緊迫した状況となっています。
そこで、ぜひみなさんにお願いしたいのは、条件のある人はぜひ現地へ応援に駆けつけて欲しいのです。行けば手伝えることはたくさんあります。
なにせ短期間での勝負なので、マンパワーが決定的です。どれだけ一人でも多くの市民にチラシを渡し、声を届け、対話するかにかかっています。
「行きたいけどお金がない…」という人は、まず僕に相談を。社会人の人は週末だけでもどうですか?
ちなみに今週末は西村美幸が、来週末は私が現地に行くので、ぜひ一緒にやりましょう。ちょっとでも興味持った人は、ひとまず連絡ください。
住民投票まであと1週間、現地に行かないとなかなか実質的な力にはなりにくいですが、しかし離れているなりにできることをやりたいですね。