総天然色・魔人スドォの円盤-3D

BDソフトを中心に画像・イラストを交えて、
映画をオモシロ可笑しく雑談するブログです♪
【3DBDソフト推進ブログ】

『スパイダーマン:ホームカミング』 3D映像評価

2018-01-04 | 3DBDソフト評価

『スパイダーマン:ホームカミング』  3D映像評価




3D映画の歴史に残る、恐るべきハイクオリティな3D映像の 『アメイジング・スパイダーマン2』 。
もう自分がスパイディーになったかの如く、グリングリン~高層ビルの摩天楼の谷間を飛び交う疑似体感を味わえる仕様になっているのだが...
(PSVRで観ると凄まじいぞっ~~!!)

BD『アメイジング・スパイダーマン2』の3D映像 ←クリック!
...今回の 『スパイダーマン:ホームカミング』 にも、そのレベルを期待していたのですが、
そこまでは及ばず...良い意味でフツーの3D映像となっております。
視差は若干強め、映像はデジタル撮影されたクリアで鮮明な画質となっているのだが、色合いがナチュナルと言いましょうか、
若干色彩淡めのポップ調の色になっているので、100インチの大きいスクリーンになると色が薄くなり、伴って僅かではあるが視差が薄く感じるところがあります。
( 暗い夜のシーンもしっかり映し出される鮮明な映像なのですが、100インチのスクリーンだと それも分かり辛い。)
なので、55インチのテレビモニターの方が視差が強く見えるという逆転現象が起こるんだよネ~。
私自身、「プロジェクターによる大スクリーンの方が視差が強い」 という思い込みがあったので、
これは3Dテレビモニターも必要だなぁ~と、ここ最近考え直させられるところとなっております。

    
 
    ←2DのSAMPL画像クリック!

動きが派手なVFX映像が多い作品なので = 3D映像の見せ場も多く用意されているのですが、
しかしながら、 『アメイジング・スパイダーマン2』 のように、平衡感覚をつかさどるを耳の三半規管を刺激しないのはどうしてなんだろうか?
良い意味で 「酔う」 という疑似体感の感覚に乏しい。
これは視差は十分に強いのだが、画面から一切何も飛び出してこない、あくまでも奥行きのみの3D演出になっているからでありましょう。
更に今回の 『ホームカミング』 には高層ビルの摩天楼が一切登場致しません。
なので、スパイディーの得意なスパイダーウェブを使って、ビルの谷間を飛び交う演出がないんだよネ~。
奥行き深くとられた、高所からの恐怖の疑似体感はしっかりと演出されているのに、どうしても疑似体感面で物足りなさを感じてしまう。

この辺はPSVSでの視聴ならば全く問題あらず、
目の前の視界内では収まりきれない大画面のスクリーンならば、嫌でも迫力の疑似体感が味わえられるのです。
ただし映像の解像度は、いつもの如く低い。
『トランスフォーマー/最後の騎士王』 のときみたいな、色彩豊かな高画質な映像は映し出されず、
2D映像でも、デジタル撮影で高画質ではあるが色彩淡くのっぺりした映像なので、どうやらPSVRにはコントラストが高く発色が強い映像が向いているようだ。
それでいても、このPSVRの疑似体感を強く感じる仕様は捨てがたいです。

色々と文句をいっている形となりましたが、それはあくまでも私がジェットコースターに乗ったかのような疑似体感を伴う3D映像が好きだからです。
3D映画史上に残る絶対的名作、 『アメイジング・スパイダーマン2』 の存在も大きかったですネ~。
派手な3D映像を期待して購入されると物足りなさを感じるでしょう。チョット残念ですネ~。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 『スパイダーマン:ホームカミ... | トップ | ここしばらくのブルーレイソ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

3DBDソフト評価」カテゴリの最新記事