総天然色・魔人スドォの円盤-3D

BDソフトを中心に画像・イラストを交えて、
映画をオモシロ可笑しく雑談するブログです♪
【3DBDソフト推進ブログ】

『パンズ・ラビリンス』

2013-05-23 | 映画(洋)を熱く語る
タロット『パンズ・ラビリンス』


【ストーリー】
1944年のスペイン内戦で父を亡くしたオフェリア。
ある日屋敷の近くのうす暗い森の中に秘密の入り口を見つけた彼女は、
妖精の化身である虫たちに導かれ迷宮の世界へと足を踏み入れる・・・

この作品は、DVD・BDで鑑賞しました。


BDソフトを購入致しました...その手(ホラー?)の好きな輩には、かなり有名なダーク・ファタンジー映画です。
既にDVDで視聴済。過去にレビューを書いてたと思ってたのだけども...
コレを見たのって、このブログを始める前だったのかな~?検索したらレビュー書いていません!
(そういう意味では、今頃になってのBDソフトの発売?遅い!ちゅ~に~!!(汗))

んな訳で、改めてこの作品を鑑賞したのだが...

うんうん...やっぱり~ファンタジー映画を期待して見ると、思っていたよりもファンタジー要素のシーンは少なく、
母親の再婚相手の大尉が指揮をする森の中にある軍の砦での、テロリストとの対立&冷たい義理の父としての陰湿な話がメインとなっています。
このやるせない立場である母親の娘の少女が、現実逃避?かのようにファンタジーな世界に入り込んでいく、まさにダーク・ファンタジー?(笑)

もう少しファンタジー要素が多い方が、万人受けしたのではないのかな?
現実の話の展開があまりにも過酷で、いやっ!見てるのが嫌になってくるくらい暗いお話です。

しかし、そこはやっぱり~人気があるだけの作品なんですよネ~
このファンタジーの世界観が、なかなか素晴らしい~♪
何処か不気味な妖精たち、山羊の角と下半身を持った牧羊神パン、巨木の虚に棲む巨大なカエルなど
不気味で魅力的なファンタジーの住人達が登場します。


↑豪華な食卓のある住処に住む人喰いペールマン。
普段は盲目なのだが、ご馳走を取られると目玉を掌に埋め込ませ襲ってくるそのクリーチャーは、かなりおぞましぃ~!

↑この独特の魅力ある着ぐるみ+CGによるクリーチャーは、“ギレルモ・デル・トロ”監督&制作の作品には数多く登場し、
ホラー好きには、かなり魅力のあるキャラとなっています♪

↑こちらは、『ヘルボーイ』『ヘルボーイ/ゴールデン・アーミー』の登場するクリーチャー達。
この他にも多数の魅力あるクリーチャーが登場致します。
(昔、友人に『ヘルボーイ』の話をしたら、鼻で笑われたことがあるのよ~ムカッ!私的にはなかなか評価の良い作品です。)


まあ、アレですなぁ~
夢あるファンタジー映画だと思って子供に見せると、間違いなくトラウマになる作品でありましょう~(笑)
(夢見るぞっ!...もちろん悪夢♪)
始めでも言いましたが、ストーリー的にも大半は戦争映画みたいな感じになっており、拷問シーンなども相まって、鬱な話なんだよネ~
私的にも前に見たときは鬱な気分になりましたが...
今回、BDソフト購入で改めて見てみると、作品としての出来は思ってた以上に素晴らしい。
現実だったのか?はたまた追い詰められた少女の逃避的な妄想だったのか?少女の追い込まれ度が半端ない!
視聴の後、もう文句なしに後味の悪~い気持ちになっちゃう作品だと再度実感致しました。
鬱なホラー好きには、最高にお勧めなファンタジー映画でありましょう♪ ←おい!
(↑もちろん、褒め言葉です♪)
うまうま。。。

ああ~私も気が付けば?『パンズ・ラビリンス』のダークなファンタジーの世界へ迷い込みそう...?
病んでるんかい~?(汗)


↓こんなチラシの雰囲気のファンタジーを期待して見ると後悔するぞっ!
コメント (4)
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