3月13日からマスク着用は
「個人判断」になります。
5月7日に新型コロナウイルスが
「5類」へ移行するまでの助走
期間という位置づけです。
医療機関や混雑する公共交通
機関、高齢者施設では、引き
続きマスク着用を求められます。
3月13日から5月7日までは、
ちょうど花粉症の時期なので
屋外でもマスク着用者があまり
減らないかもしれません。
今年の花粉飛散予報では、関東
甲信地方は例年の200%、前年比
210%と”非常に多い”。
米オープンAIが2022年11月に公開した
対話型人工知能(AI)は、ChatGPT
(チャットGPT)と呼ばれます。
米マイクロソフトが「Bing(ビング)」
にチャットGPTの機能を組み込みました。
もっともらしく「嘘」をつくこともあり、
精度が十分でないところがあるようです。
様々な欠点は技術の黎明期に起こりがち
なことで、使いながら修正すれば良い
というのが専門家の考えです。AIを訓練
する計算回数が10の22~24乗に達すると、
性能が一気に上がることがわかってきた
そうです。「知能の相転移」のような
現象を感じている専門家もいます。
これから3~5年間で加速度的な試みが
進む見通しです。
2018年に10年間の時限立法として
東京23区内における大学の学部新設
と定員増を禁じる規制をしました。
学生が東京に一極集中することにより、
地方大学の経営悪化や地域衰退が懸念
されるためです。
東京23区に本部を置く大学は101校、
全国807校の12.5%、入学定員数が
約12万2千人、全国、約62万3千人の
19.6%。
政府は、2024年度にデジタル系に
限定して規制緩和を検討しています。
成長産業の人材育成と国際競争力の
向上を図ります。この増員措置も
期間限定の一時的なもので、一定
期間を経て元に戻す予定です。
長期的な成長戦略は、どうなって
いるのでしょうか。
世界最大の運用会社であるブラック
ロックは、日本株の投資判断を1年半
ぶりに従来の「中立」から「アンダー
ウェート(弱気)」に引き下げました。
賃金上昇とインフレから日銀が金融
緩和策をやめるとの見立てです。株式
の投資判断は、主要先進国の中で
日本だけが「中立」でしたが、他の
国と同様に弱気に転じました。
日銀が政策転換すると、日本国債の
利回りが上昇し、資金が株から債券
へ移動するという想定です。
輸出企業は世界的な景気減速の影響を
受ける一方、自動化、デジタル化、
観光などで恩恵を受ける企業が選好
されます。
トヨタ自動車の新しい役員人事が発表
されました。次期社長の佐藤恒治氏は
53歳。執行役員は11人から8人に減り、
50代前半の人がほとんど。EVファーストの
発想で事業のあり方を大きく変える方針
です。2030年に350万台のEVを販売する
目標は既に発表済みであり、EV戦略の
実行を加速します。昨年に投入した新EV
「bZ4X」は、EVとガソリン車との共通
車台を使用しており、性能とコストの
両面で中途半端でした。新たにEVに
特化した最適な専用車台を開発するなど
ものづくり改革を進めます。
米カリフォルニア州における2022年の
新車販売台数は、166万7,831台、前年比
10%減少しました。電気自動車(EV)が
28万5,199台、同62%増の大幅躍進の一方、
ハイブリッド車(HV、PHV)は同10%減の
23万3,496台でした。EVのシェアは前年比
7.6ポイント増の17.1%とHVの14.0%を
上回りました。車種別ではテスラのEV車が
初めてベストセラーカーとなりました。
トルコ・シリア大地震の死亡者は、
東日本大震災の死者・行方不明者の
総数1万8,423人を上回る2万8,000人
を超えたと報じられました。トルコ
地震科学者氏は「地震で倒壊した
建物のがれきの下にいる人が20万人に
のぼると推定されると言っています。
国連事務次長は、「過去100年間に
起きた出来事の中で最もひどいものだ」
と被害の深刻さを訴え ました。国連
難民高等弁務官事務所は、シリアで
地震によって家を失った人は500万人を
超えた可能性があると言っています。
ニュースを検索すると、隣国の救助隊の
活躍や企業の寄付などが出てきますが、
日本政府の救援活動や日本企業の寄付に
ついてはほとんど出てきません。出てくる
のは、寄附金の窓口に関するものばかりです。
トルコは親日国ではなかったのでしょうか。
消費ビジネスは、特定の世代をターゲット
にするよりも、世代レスの新・タテ型層に
受けることがヒットを生みます。
過去30年間の低成長を経て、世代間の
経験、行動、思考が共通化したという
のが大手広告会社の研究所の分析です。
18歳の大学進学率や平均身長が親世代
と変わらず、停滞しています。意識、
行動の世代間の差も小さくなり、世代を
超えた大きな塊ができつつあるという
ことです。マンガの連載終了から26年
経って映画化されたSLAM DUNKは、
ファン層が10代から50代と幅広いです。
日本の人口ピラミッドは、「富士山型」から
「釣り鐘型」を経て「壺型」に変化しており、
以前より世代間の人口がなだらかになりました。
少子高齢化が進む日本の人口の平均年齢は
48.6歳と世界で二番目に高いです。
(一位は、人口が極めて少ないモナコ公国。)
今年の卒業式は、マスクなしで
行われます。現在の政府の
マスクに関する指針は、屋外
では原則不要、屋内ではお互いに
距離があり、会話がほぼない
ケースを除いて着用を推奨して
います。3月半ばからは、通勤
時間帯の混雑する電車やバスを
除いて、マスク着用を個人の
判断に委ねる方針となりそうです。
松、竹と来たら、次は梅です。
住友電工は、風力など再生可能
エネルギーの発電用大型蓄電池
の新工場を米国に建設します。
生産するのはレドックスフロー
電池で、寿命は約20年とリチウム
イオン電池の2倍になります。導入
コストはリチウムイオン電池の1.5倍
程度になりますが、大容量化すれば
運転費用を含めるとコストが逆転
するそうです。2024年度に新工場の
操業が開始されると、生産能力は
現在の3倍になります。2025年度
ごろまでに年商100億円を目指します。