米バンク・オブ・アメリカの機関
投資家430人を対象とした10月の
調査では、景気の見通しが悪化する
との見方が増えました。今後1年の
見通しに関するアンケートへの回答で、
世界景気が「強くなる」から「弱く
なる」を差し引くと1年半ぶりに
マイナスに転じ、マイナス6%となり
ました。同様に、企業収益の見通し
では「改善する」から「悪化する」の
回答率の差は、マイナス15%と9月の
プラス12%から大きく落ち込みました。
資産配分では、利上げの影響を受ける
債券、新興国の資産、公益事業の株
などの保有を減らし、現金とインフレ
に強い商品、銀行株、不動産投資信託
などの保有率を高めています。