2011年度の国土交通白書では、
老朽化した社会資本(道路、
港湾、空港、公共賃貸住宅、
上下水道、都市公園、治水、
海岸)の更新費用が、2011年度
から2060年度までの50年間で
約190兆円を必要と推定しました。
その後の労務費や材料費の高騰
により、もっと厳しい状況に
なっているでしょう。
奈良県の山間部で東京23区と同等の
広さに、3,500人が住んでいます。
今後5年以内で修繕すべき橋が
66ヵ所あるそうです。予算の関係で
すべてを維持できないとし、2ヵ所の
廃止を決めたら、住民から猛反発を
食らっているそうです。今後、この
ような問題が続々と出てくるでしょう。