国際会計基準（IFRS）は、数値基準や
解釈指針が細かく定められていない
ため、経営者の裁量が大きいです。
国際会計基準審議会（IASB）が100社を
調べたところ、『営業利益』の定義が
9種類もあったそうです。
同じ業種でも、NTTドコモ、ソフトバンク、
KDDIの営業利益の定義が異なり、単純な
比較が困難になります。企業会計基準
委員会（ASBJ）は、日本基準とIFRSとの
違いをなくそうと共通化作業を進めています。
過去にさかのぼって修正されないと、同じ
会社の営業利益が時系列で比較できなく
なるのでは困りますね。
