米連邦準備理事会（FRB）と英イングランド
銀行は、それぞれ0.75%の利上げを決めました。
米国は、4会合連続で通常の3倍の幅の利上げを
行い、FFレートの誘導目標が3.75～4.0%へと
上昇します。インフレ対策の利上げは継続され、
2023年前半には5%超えになると見られています。
英中銀の利上げも、約33年ぶりに通常の3倍の幅
となりました。政策金利は、約14年ぶりに3%
台となります。9月の消費者物価指数（CPI）は
前年同月比10.1%の上昇と約40年ぶりの高水準
です。
急速な利上げにより、経済協力開発機構（OECD）
の31ヵ国、集計対象の82%の景気先行指数に
不況の兆候が出ています。
