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植物園「 槐松亭 」

バラと蘭とその他もろもろの植物に囲まれ、野鳥と甲斐犬すみれと暮らす

お値段以下のニトリの椅子(笑)

2022年08月15日 | 雑感
たった今「ニトリ」から、注文してあったデスクチェアーが届きました。それまで使っていた安物の椅子は、9年前に買ったもので、合成皮革の背もたれやひじ掛けが剥がれたり破れたりしたので、元は取ったと、思い切って買い替えしたのです。

機能としては、座っている時には下のキャスターが動かない、アームレストやヘッドレストが可動式で、腰が痛むワタシにとって、ランバーサポート(腰の位置にあるマクラの支え)も気に入ったのです。

この品物は「ゲーマーズチェアー」というもので、長時間同じ姿勢でゲームをするために設計されているそうです。今見たら、足元に引き出し式のフットレストがあり、リクライニング状態で、足も前に上げて延ばせるという、はたからみたらいかにもゲームオタクが好みそうな仕様でありました。

10日ほど前に、ニトリに買いに行ったとき、誰でもやるようにそこらの椅子に片端から座って、座り心地を確認したのです。優先順位は、即時納品可で、ひじ掛けが合成皮革でない(剥がれてこない)ことと、腰の負担が少ないということです。「お取り寄せ」もいけません。コロナが始まった頃リビング用に買ったリクライニングチェアーは、中国への注文生産だったらしく到着まで3か月かかりました。

そして気に入ったのがこのゲーマーズチェアーでありました。なんと価格表示の紙がそのままついてきました。普通売り場の割引価格表示のカードは納品しないやろー。(笑) 決め手は、「お値段」であります。売り場で座ってみて、かっちりとした出来と腰のサポート感が良さそうでしたが、「展示品限り 20%引き」というのに惚れたのです。新品時の価格「39,900円」これが31,920円でした。ワタシは、現品限りとか展示品処分価格というのに弱いのです。1週間乗れば新車も中古品、椅子も店舗内で1年展示しておいていたとしても何も傷みはしません。

更に怪訝に感じたのが同じ色の同じ製品が、傍に置いてあって、価格が「49,900円」と表示されていたことです。どこをひっくり返しても展示品販売の物との違いが分からないので、店員さんに尋ねると「ここで、物価高騰のあおりで仕入れ価格も上がり、つい最近1万円値上げしました。」というのです。つまり同じ品物が単に値上げになったが、その前の商品は安い仕入れ値なので、値上げ前価格の20%割引で販売しているのだそうです。

うー-む、分かったようでよくわかりません。
が、今買えば5万円で売られているものが、36%引きと、大変お買い得であったという結論で良かろうと思います。不満があるとしたら、背もたれはリクライニング調整できてもそこで固定するので、体を後ろへ凭れるとやんわり後ろに倒れる、といった機能は無い、くらいでしょうか。定価よりはるかに安い、お値段以下の売値でありました(笑)
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あぁ、こんな日本に誰がした

2022年08月14日 | 時事
コロナは一向に沈静化しないというのに、政府は目を瞑ったまま、成り行き任せであります。円安と輸入物品の高騰による値上げ・物価高にも政府は知らんぷり。統一教会の関係議員を内閣から外したはずの改造も、新閣僚がやはりこのカルト教団と深くかかわっていたことが明るみになっています。

普通の国ならば、生活が脅かされ健康被害や生命の危機さえあるような状況になると、反政府の国民運動が活発化するのですが、わが国は只管耐えるだけ、みんな大人しく政府自民党に従うだけです。

自民党の昔の重鎮に言わると、自民党の存在は日本の大切な文化なのだそうです、だからどんな世の中になっても日本の中心であり続けるのだと。そうかもしれません、少なくとも戦後の日本はほんのわずかな時期を除いて自民党の独裁政治が続いているのです。それには、最も大事な矜持や、教養・能力が備わった人材に恵まれていることが前提になります。

しかしながら、今の政治家にはそうしたものが備わった高潔な人物が思い当たりません。二世三世議員ばかりが幅を利かせ、私欲と権勢欲は人一倍ながら、倫理感も無く口先だけの小物ばかりが目につきます。安倍さんの派閥に後継者がいないというのは、つまりは安倍さんが、自分の意のままに動く議員を取り巻きにして、有無を言わさない強権政治をとろうとした結果、優れた見識や発言力がある人材がいなくなったということでしょう。

さて、そこでワタシ達はどうすればいいのか?。平成から令和に続く日本経済の後退・衰微、国力の衰えを甘んじて受け入れ、この先じり貧の道を突き進むのか?。

世の中のインフルエンサーと言われるような知性とカリスマ性をあわせ持つ著名人でもないワタシは、こんなブログでチマチマとしたメッセージを発信しても詮無い事であります。一方、ワタシがフォローしている人気ブロガーさんたちを見れば、論調は別にしてもほとんどの方は政権に批判的で、まっとうなご意見を書いておられるのです。誰しも同じ不満と懸念を持って論陣を張っているのです。

なのに、どうしてそれが政治の世界に反映されないのか、それは恐らくマスメディアの責任に依る所が大きいのだろうと思います。あるいは自民党が世論操作し、マスコミを抱き込み監視しているからかもしれません。あのロシアによるウクライナ侵攻が、ロシア国民の大半に受け入れられ、プーチンが、絶大な支持率を維持できるのも、そうした徹底的な情報統制・公営メディアによるプロパガンダによるものでしょう。

これだけ開かれた自由の国と思っていたワタシ達の国が、実はその政権を担う自民党に深くカルト教団が食い込み、支持基盤の一つであったのです。統一教団の信者集めと、霊感商法や献金で搾取し続けていながら、それに、NHKを筆頭にマスメディアが目を背けて報道してこなかったことが、この国に巣食う病巣を体現しております。そして、一連の、統一教会がやってきたことがなんの問題もない、と公言する与党議員たちの質の低さや倫理観の喪失をはかなくも露呈することになったのだと思うのです。

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台風や嵐は悪くない 生き急がず死に急がず

2022年08月13日 | 雑感
台風が来ているようです。昨夜も雨音で、目が覚めました。園芸をやる身にすれば、これだけ乾燥して暑い夏の間にまとまって降雨があれば有難いのです。問題は、ブドウやリンゴなどの果樹で、暴風が吹けば枝が折れ実が落ち、ブドウにとって大敵の雨叩きになれば病気が心配ということでしょうか。

台風といえば、帰省した子供たちと孫に振り回されワタシの周りには嵐が吹き荒れております。昨日は孫に絵とお習字を教え、昼はみんなの食料の買い出し、午後は10人前の蕎麦を打ちました。これで、本来の日課である、園芸も篆刻もブログの更新、ツムツムもすべてが出来ずじまいでありました。蕎麦打ちは、ずいぶん久しぶりでしかも冷房がない部屋での作業で、合格点には達しませんでした。麺の細さはともかく、途中で切れるという極めて基本的な問題が残りました。こねの時間と力が足らなかったのです。

嵐が来れば、家の中で出来ることをやれば良し。猛暑の中での外仕事は自重しなさいと、お空から言ってくると思うのです。

昔勤め人であった頃、仕えていた役員に「時間と言うのは唯一、誰にとっても平等・公平なもんだよ」と言われて、なるほどと思ったのを思い出します。確かに1日24時間は、王様でも大統領でも、近所のおばあさんにとっても同じです。その時間が経過する速さも全く変わりません。

しかし、やはり平等ではないと考えるようになりました。例えば一日4時間しか寝ないならば起きている時間は20時間となります。10歳で夭逝した子供は100歳まで長生きした年寄りに比べたら、時間は1/10しかありません。つまり時間は不平等であるとも言えるのです。

時の刻みだけは同じだとして、どうその時間を過ごすかが各個人にとって大きな差異を生み、結果として豊かさや充足感・健康などに大きく影響を及ぼします。日がな楽をするように、ぼー--っとして横たわっていたり、うとうとしながらテレビを眺めている生活を続けて、充実した人生を送れるとは思いません。寝ている時間は、死んでいるのと同じ、自分に与えられた寿命と言う時間を短くしているに過ぎないのです。

同じ速度で時が過ぎ去るのを、どう過ごすかが大変大事なのだ、と思うのです。ワタシにとっても、年限は特定できないけれどいくら頑張っても残された時間はせいぜい30年しかない、と考えると、こうしてはいられないと。あれもこれもやりたい、こんなこともチャレンジし経験したいと気がせいてきます。

それとて、個々人の価値観人生観によるもので、楽して何もなさずに暮らしたいと思えばそれもあり。太く短く、長生きはまっぴらの生き方を選ぶのも好き好きでありますが。

時間と気力体力の許す限り毎日を緩みなく、濃密に過ごしたいと努力しています。特に定年を迎えて自由な時間を獲得してから、体を休めたり昼寝をしたりというのは極力減らしております。そして、そんな生活が持続できるよう自分の生存できる年数を延ばすよう、健康を維持することが最も大事なのだとも思います。

世の中で、せっかちで活発に激務をこなしていて「生き急ぐ」人もいます。また、破天荒な人生を送って輝かしい名声を得たのに早く亡くなくなる「死に急ぐ」人もいます。ワタシは、なにも急ぐ必要はなく、やるべきこと・やりたいことをじっくり経験し味わっていれば良かろうと思います。ワタシにとって大事なことは、マイペースで緩まずたゆまず参ろう、であります。

台風は、地面を潤し、澱んだ大気と塵芥を吹き飛ばすことによって大地は活性化します。孫子が戻ってきて起こす嵐は、慣れ切った日常に新風を吹き込み、ワタシに刺激を与えてくれます。あぁ、この嵐も時間が過ぎれば過ぎていくのです。たまには、台風が来るのも悪くないのだと思います。
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思いつきで暮らす日々

2022年08月11日 | 篆刻
このところ、雑事に追われて篆刻修行の「摸刻」がおろそかになっていました。徐三庚さんの摸刻を半年ほど続け、あとその印譜集の20Pほどを残したままストップしています。

ふと思いついて「木彫り」で表札を彫ったりしたのです。これは、昨日完成し、あとで玄関の柱に打ち付けることにします。

山積みになっている印材をあっちにおいたりこっちにしまったり、整理仕事が苦手なワタシにとっては、ほとんど「賽の河原」状態であります。片付けているさ中、また思いついて、他人様が彫った印面を削り磨くという作業もはさまってきます。篆刻の作業の中で、石を平らに美しく磨き上げるというのが非常に難しく大事であることが分かってきました。歪があれば出来た印を捺すと、ムラができます。傷や小さなでこぼこは印刀を入れた時、美しい線が出せません。

ヤフオクで落札して届く「まとめて数十本」の印は、書道家さんなどが落款用に使用していたものなので大半が刻字ありです。有名篆刻家さんの手になる印ならば、篆刻制作の参考になるし、コレクションとしてそのまま保管するのです。これはすでに数百本になりました(笑)

側款も無く、篆刻家ではない人が自作印として彫ったものは、一目でわかります。これが自分の練習用になるので、どんどんサンドペーパーで潰すのです。石印材のいいところは、こうして印面を削りながら再利用できることにあります。自分で失敗してもやり直せるのです。

そして、摸刻に飽きたワタシは、久しぶりに「遊印」(落款用の姓名印や雅印ではない)を彫りました。自分の技量の成長度合いを試す意味で、こうした試みは必要であろうと思います。今回は、尊敬する一人である異才の篆刻家「酒井子遠」先生風の印でした。特徴は、外枠を省略し、造形的な流麗な線刻にあります。その代表作(「墨スペシャル」から)

こんなに、芸術的な印は、ワタシら素人にはなかなか良さが理解できません(笑)。しかし、なんとなく素晴らしい、伝統や決まりごとにとらわれない自由な作風はみて取れます。

拙作はこれ
うー--む、酒井先生には及ぶべくもありません(´;ω;`)
しかし、もう少し、手を入れて仕上げてみようと思います。それでも気に入らなかったら・・・すり潰して彫り直せばいいのです。

で、また思いついたのが「斉白石」さんの印の摸刻であります。徐先生が、技巧的装飾的な作風であるのに対し、斉さんは、武骨で直線的な陰刻にその特徴があります。1864-1957中国清末期から活躍し、現代中国画の巨匠とも呼ばれています。ヤフオクでもたまにその名を刻んだ側款の印を見かけますが、高くて手が届きません。代わりに、印譜2冊を2千円でヤフオクで落札しました。30年以上前に中国・香港で200円程度で販売されている小冊子ですが、現地に買いに行くことを考えたら1冊千円など安いものです。これで、現代中国の芸術家の一人の印を学べるのですから。


徐さんが終わったら、斉さんの摸刻で決まり、なんでも思い付きでありますが、それがワタシ流、独学独習の篆刻のいいところであります。

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お盆と引っ越しが一緒に来る、さぁ気合を入れて頑張るぞ

2022年08月10日 | 雑感
あちこちに、自生している「高砂百合」がぽつぽつ咲き始めました。
まだ園芸初心者であったワタシは、この花を知らず、8年ほど前にはマイガーデンの片隅に生えてきたのを抜かずにいたら、お盆に咲いたのです。そしてその夜、義母が亡くなりました。2年前には、お隣の家内の従兄弟が亡くなった朝にも高砂百合が咲いたのです。以来、この外来種を見つけたら即座に抜くことにしております。

今日は10日、これからお盆に差し掛かる週末にかけては、スクランブル体制になります。三人の息子夫婦・家族たちが、明日をめがけて平塚に戻ってくるのです。特に8.11明日がMAXであります。大病している九州の兄がリハビリのため一時退院するのも明日。次男は、新築マンションを平塚で購入して、夫婦で済むことになり、11日が引っ越し!!。この暑さの中で引っ越し、これはまた、いろいろと用事が増えます。あれを持ってこい。これは持っていけ、車でどこかに連れていけ(笑)。
そしてワタシ達夫婦を入れて総勢11名が明日一堂に集まるのですから、BBQやらなにやらも始まるでしょう。

心配なのはコロナであります。これがあるので、ここ1週間ほど今まで以上に出かける事や人と接触することを避けてきました。幸いにも予定していた納涼盆踊り大会もオミクロン蔓延で中止になりました。

上の兄弟達は車で当地にやってくるので、出来るだけ、寄り道しないで人込みにいかないようにして貰いましょう。当地平塚でも、外出やら友人と外で飲食など禁止とします。

孫が遊ぶためのプールも用意し、焼き肉用の牛肉も奮発しました。
お盆の墓参りも全員で行けばご先祖さんもさぞかしビックリするでしょうね。今日は早めにお盆の花、お墓のお供えの花を買わなければ。庭には4台の車が駐車することになりますから、邪魔なものをどけて、すっきりさせるのもワタシの仕事です。ワタシの仕事場は、彼らが誰にも邪魔されない宴会場兼宿泊所となりますので、ベッドのシーツを替え掃除片付けも待っています。
今日は夕方自治会の会合がありますが、それまでとにかく明日の受け入れ準備で大忙しになりましょう。

普段ワイフと犬との静かな生活が、日曜日まで一変し、7名以上の三度の食事から孫の世話まで押し寄せてきます。もっとも、三人の孫の成長を見られればどんなに大変でも何も問題ありません。昨年末に生まれた孫娘など、これで3回目の抱っこが出来ます。ハイハイも始まり、離乳食を食べ始めたようです。

こうなると、園芸も書道・篆刻もあったものではありません。最低メダカの水替えと餌やり、鉢植え植物の水遣り、草取りはさぼるわけには参りませんが。

新潟に住む孫たちが前回来たのは、今年の春でした。この時は、モモやすももの人工授粉、篆刻、畑仕事などをやらせました。今回は、野菜の収穫・メダカの水替え・お習字・絵日記をやらして帰って貰おうと思います。

おっともうこんな時間。メダカに餌をやったら、最も苦手な掃除に掛かることにしましょう。
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