植物園「 槐松亭 」

バラと蘭とその他もろもろの植物に囲まれ、メダカと野鳥と甲斐犬すみれと暮らす

もうなるようにしかならない が結論

2021年03月21日 | コロナ
そうですか、全面解除ですか。
そうでしょう、実際「緊急事態宣言」の意味がなく、つまるところ「いつまでやっていても仕方ないから」という理由になりますね。宣言下でも下げ止まりどころかまた、感染者増加が明らかでありこのままずるずる続けていても、改善の見込みが立たないのです。

 大相撲もゴルフも始まりましたし、サッカーはJリーグは開幕、すでに各チーム4試合終わりました。高校野球も甲子園でセンバツが開催されております。すでにスポーツ界では解除済みなんです。当然オリンピックも開催が既定路線になったらしく、無観客でよろしかろう、と決まったようです。これは、少しはましな判断です。どのみち水際作戦が出来ない国なのは周知の事実。この1年間入国禁止も、隔離も強制退去もせず、海外からコロナの流入を阻止できませんでした。これで、海外からのインバウンド「いらっしゃい」などと言っていたら、あっという間に変異種だらけになります。コロナ変異種格闘技など勘弁です。

 解除後の国内の感染対策も今までの焼き直しで、とうてい医療崩壊の危機、爆発的拡大、情報共有・感染ルートの解明など出来るはずもありません。また多くの方が自宅待機したまま亡くなる、とかPCR検査をしてもらえない、救急搬送を断られるなど医療面での改善は無しでしょう。ワクチンは相変わらず海の向こうで、一般への接種など見込みも立ちません、打つ打つ詐欺ですね。届いたころには、その効き目がない変異種が流行して、意味がなくなるかもしれません。馬鹿な政府と厚労省にはなんの期待も出来ません。

 そのうちまた、効き目の乏しい緊急事態宣言を出して、旅行が制限され夜の飲食も出来なくなります。飲食店への持続給付金ばかりがだだもれにばら撒かれる一方で、倒産や店舗閉鎖が続き経済困窮者が増えていく、という無策がずっと続くとしかイメージできません。

 すでに、国民は「自粛とコロナ」に飽き飽きしています。数週間前から商業施設や飲食店の人出が急に多くなりました。大手外食店は時短要請を無視するようになりました。明らかに緩んでいるように感じられ、その証拠に感染者数も緩やかな増加に転じています。

 もう好きにしたらいい、と思います。罹りたければどうぞ昼カラオケでも夜の風俗店巡りでも、入学祝・転出入の歓送迎会、接待、どうぞどうぞ。ブラジル方式にしましょう。死んだらダンプでまとめて、富士樹海あたりにいっしょに埋葬すればいいです。
 これから何年かかってもいいから集団免疫を獲得するまで三密でも壇蜜でもいいいいから感染祭りに突入すればいいのです。病院はコロナお断り、救急車も自宅へUターン。その間に病人や老人、生活困窮者が淘汰され健康で若い人だけの日本に生まれ変わるかもしれません。それこそ、自民党政府の真の狙いどころかもしれません。

 ただし、そうなると長老・じじーばかりの自民党議員だって淘汰されるというのは当然覚悟してくださいよ。
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人がやらないことに戦意高揚する

2021年03月21日 | 植物
 そこらで普通に売られている果物、それは買えば間に合うので特段無理に栽培する必要もない、と言えばそれまでです。しかし、それでも自分で栽培することの楽しさはやったものでなければ分かりませんでしょうね。
 ましてや、人がやらないこと、普通は栽培しようと思わないような植物を植えるのは、天邪鬼たるワタシの面目躍如であります。その中で今年のガーデニングの命題、もっとも重要なタスクをいくつか書き示しておこうと思います。

 年初にこのブログには載せましたが、3種類ある欧州系ブドウの棚に屋根をつけ、直接雨叩きにならないようにする、が最大の課題でありました。欧州系の品種は、元来雨が少なく乾燥した地域で栽培されていたものが親なので、日本の多雨多湿の環境を嫌うのです。今植えているシャインマスカットや甲斐路などは極めつけで、ほとんどの解説書やネット情報でもハウスなしでは難しいと書かれております。

 現に、シャインマスカットはそろそろ5年となりますが、いまだにまともな収穫が出来ず、黒糖病に罹り食べられるものは3割程度にとどまっています。しかも小粒でバラツキも大きいのです。甲斐路に至っては、昨年5,6個の結実を確認しましたが、梅雨の初期にすでに茶色に変色し腐ってしまいました。ロザリオビアンコも結局は全滅でした。

 低予算で、強風にも飛ばされないビニール屋根をかける、という難題を乗り越えるべく少しづつ作業を進めております。とりあえず範囲が狭い2か所はなんとか被せることが出来ました。最後はピークで4m四方に広がるシャインマスカット棚です。全体に被せるのは私一人では不可能、と早々に諦め、出来る範囲で、主幹を中心に部分的に雨に直接かからないようにする、という現実的な手段を試すことにしました。以下は後日出来てから報告いたします(笑)。

 次なる関心事は、大きな鉢に植え付け後4年目になる開花をみない「イランイラン」です。冬季は室内や温室で寒さ対策をするので、鉢植えしか方法がありません。株が大きくなる一方なのに一度も花芽がつかないのです。
 生長が早く10m以上に育つ高木、しかも気温10度以上が必要な非耐寒性植物です。思いつく原因は、木が充実しないと開花しない、低温時期が長く環境が悪い、3年前屋上の温室を閉めっぱなしにして日中60度以上の高温の中枯れ死寸前になったか、が、そもそもこいつを育てようという考えが無謀であったとも言えます。

 さらに、チユウキンレンであります。これも5年近く前に開花中の鉢を1万円ほどで買い求め、2年前に株分けしたものです。半分は細かく分けて4つの鉢に植え替えし、半分を元の鉢に戻し、翌年地植えしました。これが昨年は背丈近くまで葉が広がってどっしりとした株に育ったのです。経験的には鉢で窮屈に育てた植物は、地植えすると見違えるほど急激に生長します。過酷な環境で幼少を過ごしてるからこそ、しっかりと根が順応しいずれ強く大きくなります。冬にはほとんど地上部の葉が枯れてしまいました。これからどんな形で芽が出るのか、楽しみで仕方ないのです。

 食べ物でいえば、まずスイカです。数年続いた多雨低温の梅雨と冷夏でスイカがほぼ全滅しましたが、昨年試しにやった屋上花壇での小玉スイカが、思った以上の美味しさ・甘さ、でしかも5.6個を収穫出来ました。屋上は乾燥し夏は高温になります。雨が花壇に降りかからないように工夫すればスイカにとって、高温少雨という好ましい環境だったのです。二匹目のどじょうを狙って今年は最低3本の苗を植えようと思います。

 それから注目すべきは丸二年を迎える「花御所柿」であります。甘柿の中では最高の味とも言われ 、一個千円以上で売られると聞きました。未だに現物にはお目にかかっていません。鳥取県のわずかな地域でしか栽培されていない、それも品質がいいのはごく限られるという幻の柿なのです。苗木は4千円以上したと思いますが、もし4個以上収穫出来れば元が取れます。今のところは緩やかな生長ですが新葉が出始めて順調であります。今年、果たして花が咲くか、可能性は低いですが期待も膨らみます。

 最後はアイスクリームバナナ。昨年夏頃にかなり待たされてネットで取り寄せた、食用で美味、国内で地植えできる半耐寒性、というふれこみでした。一年目の冬は、無加温ながら簡易温室を被せ、不織布などで保温しました。その甲斐あって、二本の巻いた葉が顔を出しています。以前育てたピンクバナナ(アケビバナナ)は地植えしたその年に大きく生長して美しい花を咲かせました。残念ながらその実は固くて種があり、とても食べられるものではありませんでした。バナナは熱帯性で成長が早いもの、一回だけしか実をつけませんから、切倒し脇から新しく幹が育つのを待つ、という繰り返しだそうですが、果たして今年どうなりますか。
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