さて、何が何でも今日は昨日行われたドラフト会議の総括その1であります。来シーズン、ワタシと盟友巨人狂自称ヘッドコーチのK君が、シアワセに過ごせるかどうかを左右する最大のイベントであります。このブログで何度も何度もわが巨人軍のドラフト戦略の失敗や間違いを指摘しました。もし原監督やフロントのホットラインかlineがあったら、届けたいメッセージが山ほどあるのです。少なくとも可能な限り競合を避けて外れ一位候補を単独指名しろ、高校生かつ投手に特化しろ、であります。即戦力などいないと思うべきなのです。
最近ネットニュースで、スポーツライターが巨人はくじ引きを恐れずに一番いい選手に行け!、宝くじでも買わなければ当たらない、との馬鹿な論陣を張っている記事をみかけました。こういう短絡的な人は世間に数多いるのです。だから宝くじが売れるのです。もしかしたら他球団からの回し者かもしれません。巨人相手のくじ引きなら安牌、いないのも同然ちょろいもんだ、と思われているのです。
宝くじは、十数万人にひとりしか一億円以上が当たらない確率、しかも掛け金の半分が公共団体などに抜かれているのに、買えば当たると錯覚しているのです。つまり、宝くじは、全部を均すと、100円で50円を買うという愚かな行為なのです。
今までどちらかと言えばついていない人生を送って、お金に困ることも多かった人たち、それは日本人の大半と思えます。夢を買うと言いながら、わずかな生活費をどぶに捨て続けています。極端に言えば、宝くじを買うような消費行動をとってるから生活が楽にならないのです。「宝くじは買わなければ当たらない」これは胴元(ギャンブル主催団体)からの催眠商法の謳い文句であります。「お金を捨てるのと同じ、いくら買ってもぜーーーったい当たらない」と思うのが正常な感覚のはずなんです。
巨人は、当たりもしないピカ一選手を指名して、くじで外し結果にドラ一の権利を捨てたに等しく、結局ドラ2とか3巡目でも残っていそうな選手を獲得するという愚を10年以上続けているのです。今回はどうだったか。
はい、この、「とろこい」球団は懲りもせずくじ引き覚悟、「即戦力」大社という無策無能で無意味な方針を今年も変えませんでした。西武が一位指名を公表した「隅田」を指名した時点で、今年もダメドラフトが決定した、と思いました。最低でも2チームが競合するのを承知のはず。10年間くじが外れているのに、特攻しふたを開けたら4チーム。案の定外しました。二つに一つの数回の抽選も含めて10年間で一度もくじに当たっていないのです。バカなの?
そして外れ一位で指名したのが「関西国際大・翁田大勢投手 」でした。各調査機関、新聞、ネット上の評価いずれも番付ではよくて数十番目、中には故障持ちで(怪我しやすい投げ方)絶対指名はやめた方がいい、とい情報も出ていました。ワタシの半年近いリサーチにも引っかからない無印無名選手です。
しかも今年は2,3試合しか登板していないし、高校の時は前球団に見送られた評価が低い選手だったんです。
原監督は、今シーズン酷い先発投手不足、特に左投手の 不出来でプッツン気味だったのです。中継ぎ抑えも固定できず投げてみないとわからない一年であったのです。即戦力に行きたい気持ちがよほど強かったのでしょう。隅田は高校Big3と共にドラフトの目玉でした。外したら同じような大学左腕山下・黒原・佐藤にいけばいいのに、下位指名でも取れそうな右の翁田というのがどうにも解せないのです。よほど外れ一がくじになるのが怖かったんでしょうか。もしかしたら巨人以外、世間では知らないとんでもないポテンシャルがあるのかもしれませんが(そうあって欲しいのですが)。
ここで、ワタシとしてはもう巨人のドラフトは70点以下が決定でした。ワタシの提言もむなしく、くじ引き・大社に向かったのです。もう今年もご愁傷さまでしたと、「チーン」と鉦を叩いてお終い。去年も一昨年もその前も繰り返した悪夢、同じ失敗パターンなのです。去年の平内は故障上がりの無名選手、2位が手術したばかりで1年以上投球できない山崎。一昨年は外れ外れ1位の堀田(高校生)2位の太田龍も故障があって入団後手術しました。
それでも気を取り直して第2位から順番に指名される(ウエーバー方式)のを最後の育成選手まで全部見届けました。すると、なんと幸便にして社会人ながら「山田龍聖 」が2位で獲得できました!!。この選手は前評判も高く、左の本格派で、外れ1位候補とマークされていた、まだ21歳の若い選手です。彼ならドラ1レベルの選手ですので、やっとまともなドラ一の選手を指名できたと考えていいのです。彼の武器は、投げ始めてからのテークバックが小さく、腕が遅れてくるので見えにくいところであります。早い段階からボールの出所がわかる選手は打ちやすいのです。あぁ、それでもいい選手が獲れた❤💛と一安心でした。
以下は、明日に続きます