植物園「 槐松亭 」

バラと蘭とその他もろもろの植物に囲まれ、メダカと野鳥と甲斐犬すみれと暮らす

盆とお正月がいっぺんに来たようだ

2019年12月30日 | 雑感
いよいよ明日は「おおつごもり」大晦日です。
近所のショッピングモールやホームセンターなど、普段見かけないほどの賑わいです。昨日お昼に行った「ららぽーと」のフードコートは、若い家族連れでごった返し、特に小学生以下の子供が多いのにはびっくりいたしました。見渡す限りちびっこだらけ、泣き声や歓声で騒がしいのは、なんとなく心地よいものでもあります。

 ワタシら夫婦も、年越しのそばなどを買いに出かけたのであります。子供たちが年末年始には実家に戻って来ますので、少しは食材をストックしておく必要があるのです。
 しかし、子供たちが社会人になっていいオッサンになってくると、気を利かせて、お節料理から、ラーメン・フグ鍋・牛タンなどをお取り寄せや持ち寄ってくることになっており、普段お目にかからないご馳走が一気に集まるようです。
 ワタシらは、天ぷらそばとか焼き魚などで事足りるのですが、みんなが集まるせっかくの暮れ、正月なので、ステーキ肉とタラバガニは用意してあります。

 ところが、昨日あたりから、これに加えて別の総菜・お料理が届き始めました。次男が名古屋からウナギを買ってきたのが始まり。昨夜はおでんと牛丼をお鍋ごとご近所から頂戴しました。明日は年越しそば用の天ぷらと煮物が、親せきから届きます。


 家内が、ご近所さんや親しい親戚に食材を持って行くと、その一部が調理され総菜として戻ってくるという有難いシステムがあるのです。
 卵をパックで差し上げるとおでん、ひき肉をもっていくとハンバーグ、冷凍エビを持って行くと海老天になって戻ってきます。仲良しの家庭の間で頂き物や過剰な食べ物を融通しあい、料理すると余分に作っておすそ分けという仕組みでありますな。食べ物を無駄にしない、料理の手間がかからずにおかずがいただけるというコンセプトは、昭和の前半の時代さながらでしょうか。太りすぎ高血糖に注意しなければならないワタシらにとって、おいしいものを少し食べられれば大満足であります。
 ワタシも少しではありますが、野菜を作っておりますからご近所に差し上げて喜ばれています。最近ではロマネスコ・カリフラワーあたり、もうすぐ大根も収穫します。あまり、元手を掛けないものを上げて、結構な頂き物をすることが多いので心苦しくもありますが。

 しかし、それにしても、どう考えても食べ物の質量が過剰になっています。全員が揃うのは明日の夜とお正月2日まで三日間。2日はゴルフだし、若い者は、なにかしら外での約束もあります。家でみんなで食べても余るのは確実なのです。お正月とは言え、なんという贅沢、なんという浪費でしょう。世の中には、まともに3度のご飯も食べられない人が大勢いるというのに。

 帰省からそれぞれの自宅へ戻る子供らに「お持たせ」し、あとは冷蔵庫に入れてちびちび頂いて、なんとか無駄にしないよう努めてまいりましょう。


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