植物園「 槐松亭 」

バラと蘭とその他もろもろの植物に囲まれ、メダカと野鳥と甲斐犬すみれと暮らす

ロシアはスポーツ選手をモノとしかみていない

2019年12月12日 | スポーツ
 案の定というか、やはりロシアは、ドーピング問題で4年間の公式競技出場停止になりました。「和田さん」(WADA-World Anti-Doping Agency)グッジョブ👍でありますな。さんざんドーピングでひっかかってきたという前科が何度もあって、データが改ざんし放題ということですから、今回の決定は当然といえば当然です

 プーチンさんや傀儡のメドベージェフ首相は「政治の介入があった」とか憤慨していますが、それはアナタですよ。自国選手が勝つために国家ぐるみでドーピングを繰り返したのは明白であります、データを改ざんしたり隠したのも、独裁者たるアナタの政治力以外の何物でもありません。ロシア国民が、オリンピックで国旗国歌を見聞きできないのも、真面目に努力しているアスリートのオリンピック出場を阻んだのも、元はプーチン大統領にあるのですね。今頃泣きべそかいても仕方ない、根絶には薬を使った指導者は炭鉱で強制労働させるようにすべきだと思います。

なんで性懲りもないのかなぁ 頭が悪いのかなぁ

 ザギトワさんも、やはり、後輩の3少女に置いて行かれました。圧倒的なジャンプで軽やかに氷上を舞った姿は見られなくなりました。体重が増えて女性らしい体に変わると、氷の上で難度の高いジャンプをこなすのは至難の業になります。あの浅田真央選手ですら、20歳を超えてからは簡単に勝てず、ストイックなまでに体を絞り込んでいましたね。メドベーゼワさんなども同様、ロシアの少女たちは16,7歳までで選手生命が尽きるように見えます。猛烈なハードな練習に成長抑制・筋肉増強の措置をされ、鬼のようなコーチエテリ・トゥトベリゼに指導されています。
 このコーチは、練習場を工場と、選手は原材料と呼ぶのだそうです。年端もいかない少女たちを物扱いし、途中でうまくいかなくなると「不良品」として排除されるのでしょうか。金メダルをとれば、大統領から直々に褒められますが、これも、政治家が利用できる、物扱いです。

 この子たちの表情を見ると、その美しい瞳が曇っていて悲し気に見えて仕方ありません。ザギトワさんも、こんな世界からとっとと足を洗って、モデルか女優でも目指してほしいものです。
 ともあれ、来年には東京オリンピックが開催され、様々なドラマがあり世界のスポーツファンを感動させてくれるのに相違ありません。それをドーピングで汚し台無しにするようなことが無きよう、各国の関係者は肝に銘じてほしいものです。
 
それにしても、東京湾内を泳がせてはいけません。以前横浜の氷川丸そばで開催されたトライアスロンの国際大会を見ましたが、海はひどく汚れ悪臭すらしていました。まして、一番奥まったエリアで東京湾の周囲から流れてくるほぼすべての生活排水や工場廃水が淀んでいるのですよ。海底にはドラム缶にコンクリート詰めされた仏さんだっているでしょう。

 北京オリンピックのときの空気汚染以上に深刻なのではないでしょうか。海を泳げば間違いなく口から海水が人体に入ってきます。都のメンツなんかどうでもいいでしょう。巨額の国家予算を投じる大イベントなのです。選手たちの安全や健康を優先すべきなのです。(マラソンみたいに)
 今からでも遅くないです、真鶴とか外房あたりの太平洋に面した外海に会場を移すのも検討したらどうかと思います。このままだと、ロシアのことを悪く言えませんよ。
コメント
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