植物園「 槐松亭 」

バラと蘭とその他もろもろの植物に囲まれ、メダカと野鳥と甲斐犬すみれと暮らす

静かに、そして突然に戦いが始まる

2019年05月23日 | 植物
昨日、コガネムシをブドウ棚で発見。3匹を直ちに駆除いたしました。

いよいよあいつらとの4か月戦争の開戦です。基本は、早朝ブドウの棚の支柱をゆするとパラパラと
落下します。これを迷わず踏みつぶすか手で捻る、という作業になります。葉に食害が生じているか
成虫が葉にしがみついてないかも、目視でチェックします。これを怠ると、葉に糞が付着し、さらに
仲間を呼び寄せて、葉っぱを網目にして食べつくします。しかも、手近な地面に産卵して、
幼虫が増えると、今度は根を齧るので、最悪植物が枯れます。悪食かつ大食でほとんどの植物が被害にあいますね。

地中には、ダイアジノンを撒いては居りますが、そこは食べ物を作っているので、遠慮がちに
撒きますから、どうしても薬物が行き届かない場所が出来ます。
あとは、きつめの殺虫剤を散布します。大体3回が限度ですが、2回以内に抑えておきます。万一のことがあるといけないので
農薬関係の使用は、最低限にしておきます。


クレソンが、屋上で順調に育っております。
昨日も家内が、近所のスーパーで、「畑でクレソンやんなよ、こんなに高いのよ」と、わずか一本で200円近いクレソンの
袋をつまんで見せました。
「クレソンかルッコラ、セリみたいなやつはどっちだっけ。今芽が出たところで、まだ早いな。」自分が蒔いた種なのに、いまだに
ルッコラと混同したこの会話は、すでに3回は繰り返していますな。幸い発芽率が高く、水耕栽培すれば簡単に育つ野菜らしいので
今少し日にちがたてば、食べられるかもです。

屋上では、日に数個いちごも熟して収穫します。
こんな感じで、カラスの目を欺くために、カリブラコワ他の植物で赤くなりかけたイチゴを隠してあります。
自分でも、見つけられずにそのまま腐るなんてこともしょっちゅう、自分で掘った落とし穴に落ちてるようなものです。
この花壇だけで、他にペチュニア、瑠璃菊、ニンニク(笑)、月見草など10種類ほどの植物がごちゃ混ぜに植わってます。

さて、バラはほとんど咲き終わりで、返り咲きを待つしかないのですが、遅まきながら咲き始めた品種もあります。

「アルブレヒト・デューラー・ローズ」ルネッサンス期のドイツの画家の名前がついたこのバラは、2002年作出と
比較的新しいもので、さほど著名ではないですが、存在感のある大輪のオレンジ色の花を咲かせます。スパイシーな香りも
素晴らしく、花菜ガーデンの芳香種コーナーでもひと際目立つバラでした。

最後は、フェイジョアの花

甘酸っぱい美味しい果実ができるそうですが、3年目にしていまだ結実をみていません。数メートル先に授粉樹を植えましたが、
こちらの花はまだ蕾が小さく、ヤキモキするところではあります
コメント
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