植物園「 槐松亭 」

バラと蘭とその他もろもろの植物に囲まれ、メダカと野鳥と甲斐犬すみれと暮らす

口車に乗ってはいけません

2019年05月04日 | 植物
年金制度が、また変わるらしいですね。
政府与党から「百年安心年金プラン」、とか言って、いかにも年金が保証されるみたいな文句がさんざん
踊りました。以来、年金支給額の減額と支給開始年齢の先延ばしが当たり前みたいになって、
年金制度がとっくに破綻しているのは明白でしょう。

お役人は、自分たち独自の共済年金が手厚いので、我関せずでしょう。彼らの理屈は、年金の半分は自分たち
の給料から積み立てられている、というのですが、元は100%税金です。定年延長になると、天下りや関係団体への
再就職で、現役並みの給料と楽な仕事が待っているのでどれだけ延長されてもオッケーなんですね。

いまや、若い人は、自分が積み立てたファンドすら戻ってこない制度になり、65歳からの支給が、70歳に
更に、75歳からでいいんじゃね、みたいな話になってきているようです。

雇用延長で収入が得られ、そのあと割増の年金をもらえる、なんてTVで専門家らしき人物が解説しておりますが、
そういうのを「絵に描いた餅」というのです。マスコミは、政府のお先棒担ぎ、国が損をするような改正・改定など
するわけがないのにね。

高年齢者雇用安定法で、年寄りはみんな働け、と仰る。

働いて、正規雇用であればそれでもましですが、そうはいきません。
企業は時間給で人件費が安く上がり、働き手が確保出来るのでウエルカムでしょう。
いつお迎えが来るかもしれず、いつまで健康が維持できるかもわからず、大企業を除けば、60歳以降の身分など吹けば飛ぶようなもの。

 以前勤めていた会社で「肩たたき」が始まりました。その時の決め台詞は「君の世間での価値は年収300万円位です」でしたな。
いやだったら他に行け、という会社の基本的な発想は、今でも変わりません。

我々年寄りは、出来るだけ若い人を元気にさせ、助けていくのが使命ではないかとつくづく思います。
及ばずながら 年金は返上いたしたいと思います。

思うだけですが


これは、玄関に置いてある「トワイライトゾーン」というバラ。
紫が濃く、複雑な香りがします。


こちらは、黄色いバラの代表格「ヘンリーフォンダ」ですね。香りはほとんどありませんが、混じりけのない純粋な黄色が目をひきます。
アメリカの名優が好んだ黄色のバラとして命名されました。


「イブピアッチェ」マリアカラスの花色に紫を足したようなフリル付きの花を咲かせます。イブちゃんは、ダマスク系の香りも
素晴らしく、思わず鼻と口を近づけてしまいます。


これは「エブリン」というつるバラで、エブリン社が香水のために作出したイングリッシュローズです。
芳香種選びに必ず出てくるほど、フルーティーで素晴らしい香りです。アプリコット色のロゼット咲ですが、惜しむらくは花もちが悪いですね。

コメント
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