植物園「 槐松亭 」

バラと蘭とその他もろもろの植物に囲まれ、メダカと野鳥と甲斐犬すみれと暮らす

虫の季節

2019年05月31日 | 植物
今朝も4匹のコガネムシを駆除いたしました。シャインマスカットの葉っぱが大好物みたいです。
朝、ぶどう棚の支柱をゆすって落ちてきたコガネムシをつぶすのが日課となっております。

先日は、国道の脇にある植え込み(国有地ですな)に植えていた草花を処分していたら無数のヨトウムシ(幼虫)を発見。
どうりで、葉が無くなるわけです。つまんでは全部道路に放り出して車に踏んでもらいましたが、念のため
スミチオンとカルホスという殺虫剤を撒きました。こいつらは、まもなく蛹になって、うちの畑に
産卵に来るので根絶やしにしなければ。

桑の実には、カメムシが大発生しました。虫は、たいてい平気ですが、カメムシはいけません。
触ると臭い液を出します。服につくと取れない強烈な匂いなので、下手に手出しできません。
こうなると、実を諦めて薬剤を撒くしかないのです。

地植え出来ない鉢の底も要注意です。アリが巣を作っていることが多いので定期的に
鉢の置き場を変えます。ナメクジ、ダンゴムシもたくさんみつかりますが、これは踏みつぶして
しまいます。

蚊も飛び始めました。蚊取り線香をたき、虫よけスプレーを振りまき、水が溜まるところには
殺虫剤を投入。

昨日は「オオスカシバ」が黄緑の羽根を羽ばたき梔子に産卵に来ていました。
これには、既に「モスピラン」という効き目の強い農薬を撒きましたが、見かければ当然殺虫スプレーを
吹きかけます。

こんなことをやりやり、一日外仕事、暑いものだから腕まくりで作業するので、気が付くとあちこち
虫に刺されて痒くなります。虻やブヨに噛まれると痛みとかゆみが長引きひどいことになりますから
虫除けスプレーだけは使っているのですが。

モンシロチョウとかアゲハ類、トンボはすべて黙殺します。追いかけて転ぶのがオチ、植物を傷める
ので何かを振り回すのはやめました。飛んでる蝶は見逃し、卵と幼虫は目の敵にします。
トンボだって、ヤゴがメダカ池に入るとドンドンメダカが食われるので、時々水を全部抜いて
点検します。

これ以外に、油断ならないのが尺取虫、葉巻虫です。葉っぱの食害で植物が弱りますし、見た目もよろしく
ありません。さらに怖いのが「イラガ」「チャドクガ」などの毒蛾類です。刺されるととんでもない
痛みがあります。見た目もグロテスクです。

あーやだ。毎日この害虫類を駆除、つまり殺生しているわけです。

それぞれの画像は閲覧注意(笑)につき掲載は省きます。

これは、果樹コーナーに植えたジューンベリーです。アメリカザイフリボクといいますね。

赤い小さな実が紫になると熟した証、ちょっとですがやんわり甘酸っぱいおやつになります。これもヒヨドリが好物のはずですが
最近はさっぱり見かけません。
コメント
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