すちゃらかな日常 松岡美樹

サッカーとネット、音楽、社会問題をすちゃらかな視点で見ます。

【アジア杯】捨て身で放った守田の「直言」をムダにするな

2024-02-05 13:00:35 | サッカー日本代表
ここで膿を出さなきゃ次のW杯でツケを払うことになる

 アジア杯のイラン戦で負けたあと、MF守田英正が強い思いを絞り出した。

「いろいろ考えすぎて頭がパンクした」「外からのアドバイスが欲しい」

 それは悲鳴にも似た本音だった。

 選手は「監督に戦術がない」なんて絶対に口が裂けても言えない。だが守田は相当な危機感にかられたのだろう。チームを追放されることを覚悟の上で、「外部からアドバイスがほしい」と率直に吐露した。

 ちなみに守田が所属するスポルティングCPの監督は名将ルベン・アモリムだ。それだけじゃない。アーセナルに所属する冨安はミケル・アルテタ監督の薫陶を受けているし、遠藤は言うまでもなくあのユルゲン・クロップと戦術を語り日夜、接している。

 いまや世界の第一線で活躍する日本代表の選手たちは、そんなハイレベルな自チームの名将たちと森保監督とを日々くらべているはずだ。

 これでは日本は世界で戦えないーー。

 選手たちの想いはそんなところだろう。だが選手はそれを口が裂けても言えないのだ。

 その意味では今回の守田による勇気ある「直言」は、まさに選手たちの「うめき」であり、悲鳴でもある。

 そのアピールを生かすのか、殺すのかは、2026年北中米W杯での結果に直結してくるだろう。

この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 【アジア杯】アジアでたかが... | トップ | 【セクシー田中さん問題】原... »
最新の画像もっと見る

サッカー日本代表」カテゴリの最新記事