すちゃらかな日常 松岡美樹

サッカーとネット、音楽、社会問題をすちゃらかな視点で見ます。

【移籍】浦和GK鈴木彩艶、「行くも地獄、残るも地獄」

2023-07-08 12:36:19 | その他の欧州サッカー
英マンUがオファーか

 浦和レッズでGK西川周作(37歳)の控えに甘んじる未来の大器、GK鈴木彩艶(20歳)に「輝ける未来」が見えてきたか? 鈴木の獲得に、英プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドが動いているという。

 マンUは長年レギュラーGKを務めてきたダビド・デ・ヘアとの契約が満了。退団が濃厚なため、インテルの元カメルーン代表GKアンドレ・オナナ(27歳)の獲得に近づいているといわれている。つまり鈴木彩艶はオナナの控えだ。

 鈴木は現状、浦和で西川の牙城を崩せてない。第2GKだ。さりとてマンUの誘いに乗っても、同じくオナナに次ぐナンバー2の地位しか手に入れられない。

 世の中は甘くないのだ。

 西川周作(37歳)の控えがいいか、それともアンドレ・オナナ(27歳)のバックアップか? という「行くも地獄、残るも地獄」状態に差しかかっている。

 27歳の控えよりは、37歳の控えのほうがまだマシか? という笑えない状態だ。

マンUは6年かけて鈴木を追っている

 実はマンUは鈴木獲得に向け、500万ポンド(約9億1700万円)を積んだ正式オファーを提示したともされる。

 しかも彼らは6年かけて鈴木を追っている。つまり2017年U-17ワールドカップを手始めに、先月に行われたU-22日本代表の欧州遠征にもスカウトを派遣している。

 なんと英紙「ザ・サン」によれば、鈴木との契約は「完了し発表間近だ」という。

 もしそれが事実だとすれば、日本の未来を担う大器・鈴木彩艶は「行くも地獄」を選んだことになる。

 確かにトータルで考えればGKの寿命は長いし、西川周作(37歳)の次を待っていてもラチが開かない。万一、レギュラーを獲れたとしても、それは「J1リーグの浦和」にすぎない。

 かたや若いアンドレ・オナナ(27歳)との競争になったとしても、もし勝てばあのプレミアリーグ、マンチェスター・ユナイテッドの正GKの座が転がり込んで来る。となれば、「行くも地獄」を選択するほうがポジティヴに見える。

 たぶん、鈴木彩艶はオナナとの対決に「自信がある」のだろう。

 男だねぇ、鈴木は。

 それでこそ未来の日本代表GKだ。

【追記】

 と、流れで楽天的に記事を結んだが……プレミアリーグでプレーするには、「外国人労働許可証」なるものが必要だ。

 こやつを申請し発行を受けるには(ここで記事・丸2本分くらいの説明が必要な)煩雑な条件がある。鈴木彩艶はこれをクリアする必要があるので要注意だ。
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