すちゃらかな日常 松岡美樹

サッカーとネット、音楽、社会問題をすちゃらかな視点で見ます。

【サッカー日本代表】ハリルジャパンは三すくみの状態だ

2016-10-16 09:20:38 | サッカー日本代表
縦に速いサッカー vs 自分たちのサッカー

 前回の記事では「ハリル解任論」を唱えたが、実は今の代表が抱える問題点は監督を代えただけで簡単に解決するようなものじゃない。そのひとつがチーム内での路線対立だ。ハリルが考えるサッカーと、本田や香川の志向が正反対なのだ。

 簡単にいえばハリルは縦に速いカウンター志向。対する本田や香川はじっくりタメるポゼッション志向である。そんな今の日本代表は、見事に三すくみのような状態になっている。

 本田や香川に好きにやらせると、ショートパスやワンツーを使って中央突破にこだわる「自分たちのサッカー」になってしまう。だがブラジルW杯惨敗で証明された通り、それでは世界に勝てない。ゆえに戦術にうるさいハリルの締め付けが必要になる。

 だが一方ハリルが監督でいる限り、メンタルの壊れた香川に固執し香川と心中してしまう。スタメン完全固定で世代交代も進まない。つまりどっちに転んでも日本代表に明日はない、って話になる。事態は深刻だ。

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