工場長の製作日誌

模型製作記録とか辺境の記録とか

京都に行きました

2014-07-21 21:58:08 | 旅行
そうだ、京都行こう
といっても皆さんご想像の「京都」ではなくて、丹後です。



飯田から遥々400キロ近く、ジムニー号は下道で。。。
正直軽で下道で行く距離じゃないです(笑
途中仮眠を入れて12時間ほどかかります。
・・・googleの案内時間て絶対不可能ですよね。

ちなみに訪問したその日に舞鶴若狭自動車道が延伸、北陸道に接続してさらに便利になりましたので皆さんそちらをお勧めします(笑

丹後の定番といえば天橋立!なのですが生憎の曇り・・・しかも個人的にイマイチ・・・
なので早々に切り上げて丹後半島の伊根町へ。
ここは「舟屋」が有名なところです。





舟屋は建物の裏が海に面しており、ガレージのようになっていて船が入るようになっている建物です。
あまり「観光地」という雰囲気はしておらず、想像以上にいいところでした。


さて、今回一番の目的は与謝野町にある加悦SL広場



廃止された加悦鉄道の車両などが保存されています。



ココの目玉は2号機関車
日本の鉄道黎明期の機関車です。





同時期の客車も置かれています。どちらも本物なので凄いです。
2軸のとても小さいもので、通称「マッチ箱」
しかも車内にも立ち入れます。客車は今の車両と異なり、線路と垂直方向に小さな部屋に小分けされているコンパートメント構造です。
しかも座席は畳!(笑



明治時代の古典的な車両がいくつも置かれていてとても貴重です。
・・・ハブ3作らなきゃ



こちらはちょっと時代が新しい客車。
といっても明治期の客車を昭和10年に車体載替したものです。
・・・昭和10年に木造って・・・まぁ軽いほうが良かったのかもしれません。



車内は普通の客車?になっています。



除雪車の車内に入れるのはなかなか貴重です。
一段高いところに操作台があり、なんだかカッコいい!



こちらのディーゼルカーは片ボギー式。
模型製作に向けて取材(笑


お昼はSL広場横の喫茶店へ。



なんと電車改装のもの。
本物の東急と南海の電車を使っています。
・・・といっても東急の方は原形を留めない程に改造されていますが・・・



中に入ってびっくり、かなり本格的でオシャレな喫茶店でした。





SL広場の向かいにある道の駅から不釣り合いな3本の低めの煙突が見えました。
大江山にあったニッケル鉱山のものだそうです。
昭和15年~戦後間もなくまでの採掘らしく、よほど低品質で採算性が低かったのでしょう・・・
まあ、日本の鉱山てそういうもんだよね。。。

多くの外地の方が働いていたようで、慰霊碑など残っています。


大江山には鬼の伝説がありますが、彼らが見た鬼はどんな姿だったでしょう?
案外「鬼」なんてのはそんなものかもしれません。


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