定点のパノラマ画像から見ていただく。冬季にも普段は凍りつくことのない雲場池・大池であるが、1月25日から26日にかけての10年ぶりの大寒波で、軽井沢地方は夜間マイナス15度近くまで冷え込み、雲場池の大池もかなりの部分が氷に覆われた。
2023.1.3 撮影
2023.1.8 撮影
2023.1.13 撮影
2023.1.16 撮影
2023.1.20 撮影
2023.1.26 撮影
1月26日は、雲場池の小池はもちろん、大池も入り口付近から中ほどより奥の方まで、60%ほどが結氷した。
手前の小池とともに60%ほどが結氷した雲場池の大池(2023.1.26 撮影)
一面氷に覆われた雲場池の大池(2023.1.26 撮影)
諏訪湖の御神渡り風の筋が入った雲場池(2023.1.26 撮影)
上流中間地点より奥の方まで氷が張った雲場池(2023.1.26 撮影)
水鳥たちは凍結していない池の奥の方に集まっていた。
池の奥の方に集まるマガモたち(2023.1.26 撮影)
池の奥の堰堤近くに集まる水鳥(2023.1.26 撮影)
さて、1月に見られる水鳥はマガモ、カルガモ、コガモ、オカヨシガモ、キンクロハジロ、オオバンそしてダイサギなどである。
先月から同じような顔ぶれなので、今月は水上で羽ばたく水鳥の姿を追ってみた。マガモやキンクロハジロなど、羽ばたく姿勢をとると、翼鏡がよく見えるようになる。
ダイサギは羽を広げた姿が美しく、飛翔するのを待って撮影した。
まず、マガモ♂が力強く羽ばたく様子から。
羽ばたくマガモ♂(2023.1.4 撮影)
羽ばたくマガモ♂(2023.1.4 撮影)
羽ばたくマガモ♂(2023.1.13 撮影)
羽ばたくマガモ♂(2023.1.14 撮影)
羽ばたくマガモ♂(2023.1.13 撮影)
羽ばたくマガモ♂(2023.1.14 撮影)
続いて、キンクロハジロ♂。
羽ばたくキンクロハジロ♂(2023.1.5 撮影)
羽ばたくキンクロハジロ♂(2023.1.5 撮影)
羽ばたくキンクロハジロ♂(2023.1.5 撮影)
羽ばたくキンクロハジロ♂(2023.1.5 撮影)
ダイサギは大きな羽を広げ悠々と飛ぶ姿がとても美しい。
飛び立つダイサギ(2023.1.4 撮影)
飛び立つダイサギ(2023.1.4 撮影)
飛ぶダイサギ(2023.1.4 撮影)
飛ぶダイサギ(2023.1.4 撮影)
飛ぶダイサギ(2023.1.11 撮影)
飛ぶダイサギ(2023.1.11 撮影)
飛ぶダイサギ(2023.1.11 撮影)
飛ぶダイサギ(2023.1.11 撮影)
飛び立つダイサギ(2023.1.13 撮影)
飛び立つダイサギ(2023.1.13 撮影)
戻ってきたダイサギ(2023.1.26 撮影)
戻ってきたダイサギ(2023.1.26 撮影)
マガモの飛ぶ姿も以下に紹介する。朝日を受けて、こちらの方が翼鏡の色がよく分かる。
飛び立つマガモ♂(2023.1.14 撮影)
飛ぶマガモ(2023.1.15 撮影)
コガモも常連になり、5-6羽がいつも見られる。この日は、なぜか飛ばずに遊歩道を歩いて隣接地の小川に移動していた。
雲場池の遊歩道を行進するコガモ(2023.1.19 撮影)
雲場池に隣接する別荘地内の小川に移動するコガモ(2023.1.19 撮影)
1月26日の雲場池・大池の60%程度の結氷の影響を受けて、水鳥は奥の方に追いやられた形だが、見ていると集団で上空を旋回し、着水できる場所を探しているようであった。
雲場池の上空を旋回するマガモなどの群れ(2023.1.26 撮影)
雲場池の上空を旋回するマガモなどの群れ(2023.1.26 撮影)
凍りついた雲場池に降り立ったマガモ、オカヨシガモ(2023.1.26 撮影)
諦めて再び飛び立つマガモ、オカヨシガモ(2023.1.26 撮影)
また、1月になってからしばらくの間は姿を消していたヒドリガモが久しぶりに姿を見せた。普段過ごしていた池が凍結した影響を受け、不凍部のある雲場池に移動してきたのかもしれない。
久しぶりに姿を見せたヒドリガモ♂(2023.1.26 撮影)
久しぶりに姿を見せたヒドリガモ♀(2023.1.26 撮影)
久しぶりに姿を見せたヒドリガモ♂とマガモ♂(2023.1.26 撮影)
小鳥ではカケスがいつものように群れをなして高い木の梢の間を飛び回り、時には地上に降りてドングリを探している。このほかアカゲラのつがい、コゲラ、ツグミ、ホオジロなどを見かけた。
高い木の枝の間を飛び回るカケス(2023.1.8 撮影)
別荘地の庭に下りて餌を探すカケス(2023.1.19 撮影)
頭部が黒いアカゲラ♀(2023.1.15 撮影)
頭部が赤いアカゲラ♂(2023.1.15 撮影)
コゲラ(2023.1.16 撮影)
ツグミ♂(2023.1.5 撮影)
ツグミ♂(2023.1.5 撮影)
雪の日のホオジロ♂(2023.1.26 撮影)
雪の日のホオジロ♂(2023.1.26 撮影)
日本に生息する最小の小鳥とされている3種を今月はすべて目撃することができた。ミソサザイ、エナガ、キクイタダキの3種である。
ミソサザイ(2023.1.5 撮影)
エナガ(2023.1.16 撮影)
エナガ(2023.1.16 撮影)
エナガ(2023.1.15 撮影)
キクイタダキ(2023.1.16 撮影)
キクイタダキ(2023.1.16 撮影)
雲場池に接する精進場川によく姿を見せるカワガラス。2羽いるのでつがいかと思う。せっせと餌を探しているが、警戒心が強く人の気配にすぐに飛び立ち距離をとろうとする。
川の中に入り餌を探すカワガラス(2023.1.11 撮影)
石の上から餌を探すカワガラス(2023.1.26 撮影)
川で見つけた餌を咥えるカワガラス(2023.1.21 撮影)
少しだけ雪の降った朝、雲場池の上流にかかる木橋に犬や猫でなさそうな動物の足跡があった。
うっすらと雪で覆われた橋にみられる足跡(2023.1.10 撮影)
橋の上に残る足跡(2023.1.10 撮影)
この足跡の主を帰宅後調べ、ニホンリスではないかということになった。別の日、雲場池からの帰路そのニホンリスに出会った。
橋の欄干の基部にジャンプするニホンリス(2023.1.15 撮影)
橋の欄干の基部で餌を食べるニホンリス(2023.1.15 撮影)
このニホンリス、どうした訳か最近野鳥用にと用意しているヒマワリを食べに、我が家の庭に出没するようになってきた。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます