ダムの訪問記

全国のダムと溜池の訪問記です。
主としてダムや溜池の由来や建設の経緯、目的について記述しています。

御清水池

2017-06-21 14:26:38 | 福岡県
2017年6月16日 御清水池
 
御清水池で『おしょうずいけ』と読みます。
御清水池は福岡県行橋市入覚にある灌漑用アースダムで、福岡県の灌漑排水事業により1969年(昭和44年)に竣工しました。その後2001年(平成13年)に大規模な改修が行われ現在に至っています。
御清水池の受益者は行橋市、みやこ町、苅田町に跨りまたがり現在は行橋市御清水池土地改良区が管理を行っています。
 
御清水池は県道250号線沿いにありアプローチは簡単ですが、近くに駐車スペースがないので苦労しました。
県道沿いに建つ立派な竣工記念碑。
 
堤体左岸側に東屋があり改修記念碑があります。
 
上流面はコンクリートブロックで補強されています。
 
左岸の斜樋
こちらで取水された水は御清水池南側のみやこ町の農地に送られます。
 
堤体直下の放流設備。
 
天端は九州自然歩道になっています。
 
池の総貯水容量は71万2000立米。
池の三方がコンクリートで補強されています。
 
上流面。
 
堤体直下には太陽光パネルが並びます。
パネルのすぐ先からみやこ町となります。
 
対岸(貯水池北岸)にも大きな斜樋があります。
ここで取水された水は行橋市と苅田町の農家に供給されます。
 
ひと通り見たところこの池には洪水吐が見当たりません。
見落としたのか?それとも取水設備が洪水吐を兼ねているのか?
 
2417 御清水池(1018)
福岡県行橋市入覚
長峡川水系内蔵川
19.2メートル
167.5メートル
行橋市御清水池土地改良区 
1969年


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