ダムの訪問記

全国のダムと溜池の訪問記です。
主としてダムや溜池の由来や建設の経緯、目的について記述しています。

滝山ダム

2017-01-10 14:26:33 | 岡山県
2016年12月29日 滝山ダム
 
滝山ダムは岡山県赤磐市の吉井川水系滝山川にある防災専用ダムで、岡山県の防災ダム事業により1974年(昭和49年)に建設され赤磐市が受託管理を行っています。
事業主体が岡山県農林部耕地課ということで農地防災ダムということになります。
 
旧吉井町中心街から滝山川に沿って県道265号線を西進すると滝山ダムが見えてきます。
下流から
クレストは越流面の高さの違う3門の自由越流式洪水吐
堤体下部の穴から流水しており、いわゆる『穴あきダム』でしょうか?
 
天端は車両通行可ですが対岸から先は荒れた林道となります。
赤い屋根の建物は廃屋です。
 
下流面。
 
左岸のフーチングを見上げます。
 
ダム湖
防災ダムですがそこそこ溜まっています。
漁業権の設定でもあるんでしょうか?
 
減勢工。
 
下流の眺め
下の橋は県道265号線です。
 
常用洪水吐。
 
アングルを変えて。
 
上流面。
 
追記
滝山ダムには農地防災容量が設定されていますが、近年頻発する豪雨災害に備えて豪雨の際に事前放流を行う治水協定が締結され、甚大な洪水被害が予想される場合には事前放流により39万2000立米の洪水調節容量が確保されることになりました。
 
1890 滝山ダム(0778)
岡山県赤磐市滝山
北緯度分秒,東経度分秒
DamMaps
吉井川水系滝山
33.2メートル
98メートル
千㎥/千㎥
赤磐市
1974年
◎治水協定が締結されたダム



コメントを投稿