2016年12月29日 柿ヶ原ダム
柿ヶ原ダムは岡山県美作市柿ヶ原にある灌漑・防災目的のアースダムで岡山県の事業で1970年(昭和45年)に建設され、美作市が管理を行っています。
実際には柿ヶ原地区が美作市から受託して管理を行っているようです。
柿ヶ原地区落合で県道46号線を南に折れ川沿いに市道を南下すると集落の奥にアースダムの堤体が見えてきます。
堤体直下は植栽され小さな公園のようになっています。
基部は石積で下流面は丁寧に刈り払われています。
上流面はコンクリートブロックで補強されています。
天端
轍がありますがすぐに行き止まりです。
左岸の斜樋。
ダム湖というよりは溜池
総貯水容量12万9000立米でサイズは普通の溜池です。
左岸から上流面。
洪水吐
薄く越流しています。
アングルを変えて。
たぶん防災機能を持つのでダムと名がついていますが、サイズは普通の溜池です。
ただ下流面の公園や丁寧に刈り払われた堤体を見ると、住民にとって重要な水源であろうことが伝わってきます。
追記
柿ケ原ダムには農地防災容量が設定されていますが、治水協定により豪雨災害が予想される場合には事前放流により新たに1万8000立米の洪水調節容量が確保されることになりました。
1885 柿ヶ原ダム(0777)
ため池コード
岡山県美作市柿ヶ原
北緯度分秒,東経度分秒
DamMaps
吉井川水系山家川
FA
E
16メートル
69.2メートル
千㎥/千㎥
柿ヶ原地区
1970年
◎治水協定が締結されたダム
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます