晴走雨楽(せいそううがく) 風の又三郎

晴れている日は山やロードを走り、雨の日は音楽や楽器演奏しています。風の吹くまま、気の向くまま・・・。

「BORN TO RUN」を読んで

2010年07月12日 14時28分42秒 | トレラン
本日(7/12<月>)は、曇り、朝から強風、今日は仕事が休みなので家でまったりしています。
(何時もの時間に起床し、W杯決勝 スペインvsオランダをテレビ観戦、スペイン強い!)

トレラン仲間の「桜けんじの徒然絵日記」のKさんから「良い本だよ」と勧められ、君津市立
中央図書館にリクエストしていました。

■「BORN TO RUN」 走るために生まれた ウルトランナーvs人類最強の“走る民族”。
著者 クリフトファー・マクドゥーガル  発行所 NHK出版  414ページ  2,000円
(メキシコの山岳地帯 銅峡谷:メキシコ高原のまわりに連なる「母なる山脈」に住む山岳民族
タラウマラ族)

パラパラと読み、目に止まった箇所、気になる点をピックアップしました。

○「これを飲みなさい」タラウマラ族の女性が、疲れ果てて山の麓で倒れていた探検家に告げた。
ヒョウタンの実いっぱいの濁った液体だった。探検家が飲み込むと、驚いたことにエネルギーが
血管を脈打つのが感じれられた・・・、彼は立ち上がり、山頂まで登っていった。
タラウマラ族には秘伝調理法による特別なエナジーフードもあり・・。
※誰か、科学的に分析して、スーパー栄養剤(サプリ)を開発して欲しい。

○ランニングの場合は、むしろ負傷しないランナーの方が突然変異なのだ。10人中8人が毎年
けがをする。太っていようが痩せていようが、俊足だろうが、鈍足だろうが、マラソン王者だろうが
週末ランナーだろうが関係ない。誰もが等しく膝やむこうずね、ハムストリング、臀部、あるいや
踵を虐待している。
※やはり、誰もが故障するのでしょうか・・。今日の私は、膝(靭帯)と両足首(捻挫)に湿布して
います。

○出張先のメキシコで旅行誌をぱらぱらめくりはじめたときのこと、崩れた岩の斜面を走る
ローブにサンダルという格好の男が瓦礫の山を駆け下っている。
謎めいた峡谷の秘境にこもるこの小民族・・・。
○しかもタラウマラ族は平坦な舗道を走るのではなく、彼らは足だけで踏み固められた険しい
峡谷の道(トレイル)をよじ登ってはまた下りていくのだ。
※正にトレイルランナーの原点ですね。

○ラジパリ、まず、ふたつの村が集まり、賭けをしたり、刺激の強い自家製のトウモロコシビール
飲んだりしながら、ひと晩明かす。そして日が昇ると、三人から八人で構成されるふたつの村の
チームが対戦するのだ。ランナーたちは速攻をしかけるサッカー選手のようにボールを前に進み
ながら、長い道のりを往復する。レース前夜の取り決めしだいで二四時間、あるいは四八時間
つづけられるが・・・。
※そういえば、以前テレビで放映していました(NHKか?)。

○タラウマラ族の本当に秘密はそこにあった。走ることを愛する・・。
※そうですね、トレランは修行僧ではありません。
「高石ともや」の笑顔ランを思い出しました。

○カバーヨが叫んだ!。
「トレイルの石と石の間を一歩でいくか二歩でいくか迷ったら、三歩でいけ」
レッスン1 「腕をぶらりと上げて手をあばら骨の高さにし、小刻みにステップを踏む。背中は、
脊椎の音が聞こえそうなくらいまっすぐに」。
レッスン2 「楽に、軽く、スムーズに、速く、と考えるんだ。まずは“楽に”から。それだけ身に
つければ、まあ何とかなる。
つぎに、“軽く”に取り組む。軽々と走れるように丘の高さとか、目的地の遠さとか気にしない
ことだ。それをしばらく練習してから、今度は“スムーズ”だ。きっと速くなる」

○背筋は伸びているか? チェック、膝を曲げて前に出しているか? チェック、踵を後ろに
振りはらっているか?
※トレイル練習に取り入れ様。

○鏑木 毅さんの解説。
「人は長く走るために生まれた」、自分自身の限界を知り、そしてそれを越える。そして長く走ることで
人間が本来もつ、走るという喜びを感じることができるのである。
※流石、鏑木さん。

山の神が、「仕事よりもブログの方が真面目?」、力の入れどころが違ったかなぁ。




コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 2010「潮干狩りとバーベ... | トップ | 盂蘭盆会(うらぼんえ)/谷中... »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (桜けんじ)
2010-07-13 11:06:16
「BORN TO RUN」 走るために生まれたを読んで戴けましたか?
 ねー面白かったでしょう~ ハセツネを楽しみましょう!
  
返信する
Unknown (風の又三郎)
2010-07-13 12:35:45
<色:#000000>桜けんじさん

本当に面白い本を紹介していただき、感謝です。
私も「楽に、軽く、スムーズに、しかも速く」なりたい。

左膝がいまひとつ回復が遅れています・・。
でも、ハセツネに向けて・・・。</色>
返信する

コメントを投稿

トレラン」カテゴリの最新記事