世界の街角

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2018年を振り返る

2018-12-31 06:41:10 | 日記

この1年間は、KLの南郊サイバージャヤに3カ月、チェンマイに6カ月、セブに4カ月の海外ミドルステーである。外にいると日本が見える。

以下字面のみで恐縮である。先ず個人的なことも含めてポジティブ・ニュースである。

1.カープ3連覇

2.本庶佑氏 ノーベル賞

3.業績好調電子部品各社

4.フィリピンにも高床式住居が存在していた

1.は嬉しかった半面、鉄人・衣笠祥雄氏を失った。2.は省略。

3.HUAWEI孟晩舟の逮捕劇が今後どのような影響を及ぼすのか?。HUAWEIは近年のシェア向上により、電子部品各社のHUAWEI向け売り上げが増大しており、影響が心配されるが、大局的には今期・過去最高売り上げと利益計上するであろう。今や世界に誇れる産業は、自動車と電子部品だけになってしまった。少なくとも2つの業界は企業倫理と企業ガバナンスは徹底して欲しいが、車はデータ改竄とリコールで影がさしてきた。日産何をかいわんや。

4.は個人的に得られた嬉しい事柄である。柳田国男の『海上の道』は、単なるロマンの物語りと揶揄されてきた。ところがセブの博物館で見聞すると、パラワン島には甕棺があり、ルソン北部の原住民・イフガオ族は高床式住居とともに、弥生の稲作を彷彿とさせる穂先のみを現在でも収穫している。水稲のみならず陸稲の栽培もされ、一つは日本のジャポニカに近い熱帯ジャポニカ、もう一つは赤米とのことである。この水田は紀元前1000年~前100年の歴史をもっている。つまり日本の弥生期以前から稲作があったことになる。更に佐藤洋一郎氏の研究によれば、熱帯ジャポニカのDNA分析により、南の島嶼伝いに日本に伝播した可能性について言及している。台湾を見てみたい。

以上ポジティブな事柄は少ないが、ネガティブと云うか疑問を投げかける事柄は枚挙にいとまがない。

1.沖縄は何様だ

2.面影がなくなった企業倫理と企業ガバナンス

3.韓国とは没交渉を

安倍総理は良く遣っている。沖縄は何様だ。基地問題が解決するのは、地球が赤色に染め上がる時だ。日本の敗戦と地政学的に、赤色の国が地球制覇しない限り、いつまでも基地は存続する。それが分かっていながら、辺野古反対を叫ぶのは確信犯だ。叫べば叫ぶほど、政府の沖縄開発予算は膨らむ。今日、年間の開発予算は3000億円を上回る。沖縄を訪れると田舎の3桁国道は、片側2車線、3車線である。我が田舎の国道9号は、そのほとんどが片側1車線である。那覇市役所・沖縄県庁はそれこそ要塞の威容を誇る。那覇空港はそおの沖合に空港島を造成中である。福岡空港でさえ1本滑走路だ。ど田舎の島根県民がみれば、まさに何様だと映り、本土住民の血税をばらまかないで欲しい

2.検査データ改竄事件は枚挙にいとまがなかった。かつての日本の製造業の品質は世界一であった。規格を満足しなかったので検査データを改竄した。台湾の特急『プユマ号』脱線事故は、日本車両製造が直接の原因ではなかったとは云え、列車自動制御保護システムの設計ミスが発覚した。鹿島建設が担ったセブとタリサイ市を結ぶ湾岸道路のトンネルの天井でクラックが発生。完成は2010年のことで、まだ8年しか経過していない出来事である。各企業ともに品質第一を標榜しているが、掛け声倒れになっているであろう。品質の原点管理の重要性を再認識して欲しい。

3.韓国は何をかいわんや。先方は日本と国交断絶と叫んでいるとのこと。今すぐにも駐韓国大使を引き揚げ、ソウルの日本大使館は閉鎖すべきだ。

2018年は良いことが少なかった。来る年は良いことがあるよう祈念したい。新年は訪問者各位には良い年でありますように。

<了>

 


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