過日、2年振りの九博(九州国立博物館)へ、目的は特別展「はにわ」観覧のため。
観た埴輪たちは徐々に紹介したいと考えているが、まずは目玉の「挂甲の武人」5兄弟から。
① 重文 挂甲の武人 群馬県太田市成塚町出土 相川考古館蔵
② 挂甲の武人 群馬県伊勢崎市安堀町出土 国立歴史民俗博物館蔵
③ 国宝 挂甲の武人 太田市飯塚町出土 東博蔵
④ 挂甲の武人 群馬県太田市出土 シアトル博物館蔵
⑤ 挂甲の武人 群馬県太田市世良田町出土 天理参考館
過去、実見したのは直上の天理参考館蔵品のみで、他の4体は今回が初めてである。
みどころは、次回以降に紹介する予定であるが、今回の正面像で見ていただきたいのは「矢」を入れる胡禄(ころく)が、向かって左側の腰に装着している埴輪が、②、④、⑤の3体。残る2体は背中に背負っている(次回以降紹介)。
同一工房で同一職人の手になるものと云われているが、内容は少しづつことなるようだ。
シアトル博物館蔵品の里帰りは50年ぶりとか、次回5兄弟がそろうのは50年後か?
とにかくに見どころ満載であった。順次紹介したい。
<続く>
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