世界の街角

旅先の街角や博物館、美術館での印象や感じたことを紹介します。

菜畑遺跡・末盧館(6)

2023-02-16 08:41:37 | 博物館・佐賀県

<続き>

弥生時代の生活内容を表す出土品の続編である。

左は男根状石製遺品で何らかの祭祀か呪術に用いられたであろう。右はブタの下顎で占術に用いられた。

彩文土器

儀式や占いの場で用いられた。

ほぞ穴がある柱材で、高度と云うかそれなりの建築技術が存在していた証である。

左から3番目がノミである。これを用いて建物のほぞ穴を加工したのである。

装飾品類

石包丁は中国の呉越から直接伝播したのか? それとも石剣と同じように半島南部から伝播したのか、それらの高度の品々が、いち早く菜畑に渡来したことになる。今回で当該シリーズを終了する。

<了>



最新の画像もっと見る

コメントを投稿