悠久の時を経て

「美しく大きく丈夫なオオクワガタ」このテーマを担う血統作出目指した飼育記録をメインに、気儘な話題を書いていきます。

2017年度・3本目への交換・次回2018年KLB告知

2018年01月21日 23時22分01秒 | 2017年度・オオクワガタ飼育

 

 



先週末、合計13名体制によるビークワ共同
ブリード分3本目への交換を終え、今週の
土曜、我が家自ブリ分の交換を行いました。

ひとつのイベントでもあった600頭一斉交換
を終えているため、♂ボトル100頭程の一斉
交換は気分的にも楽勝でしたねぇ。


いつもはブログネタとして交換報告を3度に
分けてアップしていますが、今月末こちらで
”2018年KLB参戦者募集”
記事を予定している関係で、2017年度
菌糸ボトル3本目への交換報告は、今回
一気にご紹介することにします。






今期は昨年より血を離したアウトライン
中心。これは15年度自ブリラインには
まぁ色々あって満足な個体がおらず、結果
補強中心の布陣。次世代に繋げられるよう
新たに祖となる個体の作出を目指していま
すが、自ブリが少ないため特長が掴みにく
く昨年と比べ予測が難しいです。

1本目同様、2本目についても昨年と比べ
幼虫体重はラインにより格差がつきました。


ですが、ウチで検証を続けている食性改善 
と血の配合量について、データを取り比較
てみたところなかなか興味深い結果に。
今期は特にその傾向が強いですね。


 

ホームページを更新しました。

2017年度飼育データ

 



◼︎17-KU-201

虫蔵氏15-10-12.85mm
×自ブリ16-KU-903.52.3mm早期

10/11
→34.1g
1/12
→41.6g  妙に長さのある幼虫。


 

 

◼︎17-KU-211
10/14
→36g
1/20
→39.9g






虫蔵氏15-10番は体重が乗る傾向に
あったので17年2〜4番は掛け合わせ
る♀も体重の乗る傾向のラインを選定
しましたが、16-9番早期はまずまず
狙い通りに大きく育っています。

 

 

 

 

 

 


◼︎17-KU-702

虫蔵氏15-13-14.84.5mm
×主水氏15-1-41.54.3mm

12/16
→40g  KLBエントリーライン。1本で40gに!

 

 

 

KLBエントリーラインでしたが、他は
大台には届かず。
1本目に後半の16〜22番までの7頭に
ついて、加水率の高添加仕込みの餌で
23度管理をしています。
2本目から通常飼育に戻し、後伸びを
期待して育てましたが、途中経過は
通常飼育とあまり変わりませんね。
果たして羽化時に変化がみられるのか?

 

久留米限定バトル・2017KLB

 

 

 

 

 

 



◼︎17-KU-808

虫蔵氏15-13-14.84.5mm
×自ブリ16-KU-1801.52.5mm

10/11
→35.4g
1/20
→40.4g




◼︎17-KU-809

虫蔵氏15-13-14.84.5mm
×自ブリ16-KU-1801.52.5mm

10/11
→31.5g
1/20
→39.2g




こちらの17-8番今年最大ave.ライン。
♂が少ないので真のポテンシャルは
果たしてどうか?分かりませんが、
実は種親♀は戻し交配の早期羽化個体。
次世代に血の離れたアウトラインなん
です。無事羽化してくるのか?
注目したいと思います。

 

 

 

 




◼︎17-KU-916

虫蔵氏15-17-5.84.5mm
×マツノインセクト15-19番.54mm

10/11
→33.4g
1/20
→40.8g

 

 


◼︎17-KU-914

虫蔵氏15-17-5.84.5mm
×マツノインセクト15-19番.54mm

10/11
→29.8g
1/20
→38.2g

17年ブリードの注目ラインのひとつ。
こちらは大きいのと小さな幼虫。
かなり格差が激しいですね。
もっと全体的に大きくさせたかったです。

♀最大aveラインです。 

 

 

 

 

 





◼︎17-KU-1008

虫蔵氏26-19.84mm
×マツノインセクト15-13番.52mm

10/11
→36.2g
1/20
→41.4g




9番同様、17年ブリードの注目ライン
のマツノ累代ライン。


 

 

 

 



◼︎17-KU-15-1310

虫蔵氏26-19.84mm
×自ブリ16-KU-207番.51.8mm

10/11
→30.6g
1/20
→38.5g

 

 長さのある=大きく感じる幼虫画像
を備忘録として残しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




◼︎17-KU-1409

主水氏15KU-1-28-85.8mm
×マツノインセクト15-51番.52mm

10/11
→31g
1/20
→38.5g


 






◼︎17-KU-1808

マツノインセクト15-51.81mm
×虫蔵氏15-19-18.54mm

11/22
→35.5g
1/20
→38g




こちらは画像はありませんが、1本で
♀と思しき放置ボトルから41.7gが
出ています。数も多いラインですので
期待したいですね。






 

 

 

 

残念ながら、幼虫体重に関しては昨年
よりも大きく育てられていません。
もう少し30g後半の数が欲しかったですね。

ですがデータを集め比較してみたところ
ナルホド、特に今期は原因が特定出来てい
ます。これは面白いですね。😏

 

 

 

 

 

 

さて、次回はいよいよ2018年KLB
の募集記事。
現在そのKLB企画の最終段階です。

50名定員としていますが、果たして
どれだけの方が名乗りを上げるのか?
現在の企画案として

・2部リーグ制
・自己ブリード部門
・美形部門
体重ave・羽化サイズaveを自動計算
出来る管理表フォーマットなどなど。

心強い有志メンバーの協力により、
昨年よりもかなりバージョンアップし
た大規模な企画になりそうですよ。😃

 

そこで問題となるのが参戦者からの集計
作業。戦者が楽しめるよう企画を盛り
込む程に、閲覧者が参考になるよう集計
項目を増やせば増やす程に・・・😰

そこで今年はKLB事務局を設け、その
集計作業を事務局の実行委員で分担し
て行えば、大きな規模で運営すること
が可能に。これは妙案です!👍

 

それでは次回 2018年KLB参戦者募集
まで楽しみにお待ち下さい‼️ 

 

 



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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
こんにちは! (くわがたの里)
2018-01-22 01:53:31
安定感がありますね。グラフ化すると各年比較が非常に分かりやすい!マツノ11-8配合量など勉強になります。
KLB表更新しましたので、私信させて頂きました。よろしくお願いします。
こんばんは (さかな)
2018-01-23 22:31:40
2018年のバトルが始まりますね。
うちは全く体重が伸びません。撃沈です!
こんにちは (>くわがたの里さん)
2018-01-26 08:48:06
マツノ配合はマツノ久留米フリーク
必見です。^ ^
良い個体入手報告、楽しみにしています。^ ^
こんにちは (>さかなさん)
2018-01-26 08:49:39
確かに厳しい経過ですが、次に繋がれば
良いと思います。
私も過去は失敗ばかりですから。(-。-;

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