団塊世代おじさんの日常生活

夏 日本で二番目に気温が高く、陶器と虎渓山と修道院で知られる多治見市の出身です。

親孝行したいときには親はなし

2020-06-03 03:46:28 | 日記
 中日新聞の読者投稿欄に「手紙届き両親を思い出す」というタイトルで72歳の女性が投稿されていました。


 未来の自分に宛てた10年前の手紙が届きました。
愛知県瀬戸市が市制施行80周年時に企画、実施した記念事業の一環で市民の私も参加したのです。

 何を書いていたかとワクワクしながら見ると「また両親を連れて旅行に行こう」とありました。
手紙をつづる直前、両親と妹、そして夫と温泉へ出掛けました。

 雪が降る中、編みがさを着けて露天風呂に入ったときのうれしそうな顔は今も忘れられません。
それから約3年後。

 両親は思いがけなく3日違いでこの世を相次いで去りました。
悲しむ暇もなく葬儀をしました。

 先に亡くなった母の時は涙が止まりませんでしたが、父の際は涙も枯れていました。
周りからは「よほどご両親は仲が良かったんですね」と言われ、
「まあそうかな」「二人で向こうで仲良くしているでしょう、きっと」などと言って二人を見送ったことが昨日のようです。

 10年前の手紙から両親の思い出がよみがえり、幸せな気持ちになれました。


 以上です。

 10年前 ご自分に宛てた手紙。
10年後は、自分の想像した世界と違っていたでしょうね。
書かれた10年前は、ご両親がお二人とも亡くなってしまうとは思われなかったのでは。

>雪が降る中、編みがさを着けて露天風呂に入ったときのうれしそうな顔は今も忘れられません。

 投稿者さんは、ご両親を旅行に連れて行くという親孝行ができてよかったですね。
私は一度も両親を旅行に連れて行くことができませんでした。

「親孝行したいときには親はなし」。
この投稿者さんのようにはいかなかったです。(苦笑)





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コメント (6)
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