先日国内大手の製薬会社老舗の武田薬品の次期社長クリス・ウェーバーさんがCOOに就任を発表しました。
現時点での同社の社長は長谷川閑史氏でありますが、彼は自民党派閥の清和会の民間委員を務める人物でもある。
清和会は安倍政権に於いて中心となる人物のほとんどがこの清和会に属しています。
今の安倍政権ではその存在感は大きいと言えるでしょうね。
そして朝三暮四と非難される消費税増税後の財政対策を公共事業の前倒し策をすると決めた財務大臣の麻生太郎も
この清和会に属しておりますが、形は一議員としてではなく、麻生派が清和会の補完勢力として付属してるような
ものだと思えます。麻生派と言われるのは清和会の本流では無いと示しているのかもしれません。
この武田製薬会社の次期社長に外国人のクリス・ウェーバーさんの起用を決めた長谷川閑史現社長でありますが、
もしかすると聞き覚えのある方も居るかもしれません。
2013年には麻生発言となる「憲法は何時の間にか変わっていたナチスに学んだらどうか?」の以前にも
同様の内容の発言がメディアに取り立たされ、ナチスと関係が有ると思われる政治家として名前が世に出た時は
「憲法改憲時にはこういう事もある。」と注意喚起のつもりで発言したと適当な言い訳を吹いたほかに、
清和会関連のある人物からそう云うように仕向けられたとも付け加えた。
私の記憶が正しければ、そのある人物とは、現武田製薬社長の長谷川閑史氏であったはずだ。
経済界からも問題視された過去の麻生発言は至る所に波紋を呼んで、多くの人に知れ渡り、あまりの稚拙振りに
助け舟を出すような形で長谷川閑史氏は麻生太郎にアドバイスを送ったはずなのだが、報道向けのコメントでは
まるで長谷川氏が裏側の指南役のように扱われ痛く心情を傷つけられる事になり、自身にも濡れ衣のように
麻生発言の火の粉がかからない様にヨーロッパにやり残した仕事があるとして、海外に雲隠れをした。
麻生太郎の恩を仇で返すような人間性には信頼が置けないと普通なら考えるはずだが、清和会はもう少し
寛大で大きな器の考えで、問題を起こす可能性の高い麻生派を取り込むような形で清和会に付随させ、
コントロールが効くように麻生派のバックグランドを自由にさせなかった。
そこには例え、責任のある立場では無くとも大きくなってしまった過去の麻生発言に対して我関せずで
無視をすれば、おのずと問題が深刻化して日本に大きな影響を生む事を恐れたからだった。
社会を構築するには誰かが苦労をせねばならん、まるで公園のゴミを拾うような感覚でこの問題に着手した
手前、後悔などするはずも無だろうが、結果的には残念な気持ちでいっぱいになるような麻生太郎の我田引水には
経済界からも一線が引かれ、現在の清和会と麻生派という少し距離を置いた関係性のようです。
さてさて前説が長くなりましたが、麻生太郎の消費税増税に対応する財務策は増税の危機が訪れる5月から
7月にかけて年末の公共事業を前倒し的に行うというものでした。それとほぼ同時に武田製薬の次期社長と
してクリス・ウェーバー氏のCOO就任が発表され、国内企業のグローバル化が進んだものだと感じるのが
多くの人の意見のようですが、私自身の印象としましては、ロクな政策が実現しない安倍政権の台所事情に
企業はアベノミクス政治に見切りをつけた感があります。
国内の企業は厳しい国際競争で凌ぎを削るには日本国内の消費による内需拡大によって得られる企業利益は
薄いものだと判断したのだと思います。多くは世界的なマーケットシェアを獲得して海外需要による生産性の
高いビジネスを展開しなければ、立ち遅れてしまうのだと危機感を募らせたのでしょうね。
過去に麻生太郎との関係の拗れがあると考えられる武田製薬は日本の財務政策に見切りを下すのも早かった。
そんな風に私は受け止めています。
今のファーストフードチェーンのマクドナルドが顧客獲得に苦戦を強いられる状況は、やはりデフレ経済の
影響から完全に抜け出せていない事と、増税による内需の冷え込み、そして不況下の物価上昇による
スタグフレーションの可能性が具体的に出てくる予感をさせるのです。
こちらも海外からの経営者を抜擢しての大きな改革を断行しているが、話題性は高い物の結果を出せていない。
麻生発言の火の粉がかからないようにヨーロッパへ雲隠れしていた長谷川社長はこのクリス・ウェーバー氏を
日本に連れてきた。紛れもなく10年以上前から狙っていた有能な経営者を獲得できた。
昨今のグローバル化による国内企業の危機として高い給与が問題視されるが、それはお門違いだ。
俄か経済評論家の知ったようなふりの能書きにしかならない。
第2、第3の日産カルロス・ゴーン氏を求めて止まない日本のグローバルな視点は返って国内に素晴らしい
企業理念と業績をもたらすものだと思います。それはきっと朝三暮四の麻生政策よりも有益な事だと思います。
最高経営責任者の報酬なんていうのは水モノでして、ゴーン社長の16億円など安い物です。
過去にはディズニーランドの経営者はその成功報酬はゴーン社長の20倍にも上るのですが、会社や株主の反対に
遭えば簡単に半額以下にも減らされるような厳しいものなのです。
海外からの経営者を面白く思わないような意見が多いのですが、それは余りにも時代遅れで、無意味な国家主義で
韓国のフットボール代表監督は国内から選ぶことに固執したの声にそっくりなのです。
それを打ち破ったのはヒディング韓国代表監督でした。日本も経営者として海外から日産社長のカルロス・ゴーン氏を
選んだことで既にそのような固定概念は崩れた物だと思っていたのだが、まだ根深く存在しているようです。
という訳で、国内企業のグローバル化に諸手を挙げてではないが、賛成派の私の経済論でした。
武田製薬の次期社長にクリス・ウェーバー氏の採用は大正解だと思います。
麻生太郎の消費税増税対策を思いっきり非難する意を込めて、武田製薬社長の長谷川氏の人選と過去の確執にまで
話を掘り下げて書かしてもらった。
ガンバレ!長谷川社長とクリスCOO 私は彼らに期待をしている。
現時点での同社の社長は長谷川閑史氏でありますが、彼は自民党派閥の清和会の民間委員を務める人物でもある。
清和会は安倍政権に於いて中心となる人物のほとんどがこの清和会に属しています。
今の安倍政権ではその存在感は大きいと言えるでしょうね。
そして朝三暮四と非難される消費税増税後の財政対策を公共事業の前倒し策をすると決めた財務大臣の麻生太郎も
この清和会に属しておりますが、形は一議員としてではなく、麻生派が清和会の補完勢力として付属してるような
ものだと思えます。麻生派と言われるのは清和会の本流では無いと示しているのかもしれません。
この武田製薬会社の次期社長に外国人のクリス・ウェーバーさんの起用を決めた長谷川閑史現社長でありますが、
もしかすると聞き覚えのある方も居るかもしれません。
2013年には麻生発言となる「憲法は何時の間にか変わっていたナチスに学んだらどうか?」の以前にも
同様の内容の発言がメディアに取り立たされ、ナチスと関係が有ると思われる政治家として名前が世に出た時は
「憲法改憲時にはこういう事もある。」と注意喚起のつもりで発言したと適当な言い訳を吹いたほかに、
清和会関連のある人物からそう云うように仕向けられたとも付け加えた。
私の記憶が正しければ、そのある人物とは、現武田製薬社長の長谷川閑史氏であったはずだ。
経済界からも問題視された過去の麻生発言は至る所に波紋を呼んで、多くの人に知れ渡り、あまりの稚拙振りに
助け舟を出すような形で長谷川閑史氏は麻生太郎にアドバイスを送ったはずなのだが、報道向けのコメントでは
まるで長谷川氏が裏側の指南役のように扱われ痛く心情を傷つけられる事になり、自身にも濡れ衣のように
麻生発言の火の粉がかからない様にヨーロッパにやり残した仕事があるとして、海外に雲隠れをした。
麻生太郎の恩を仇で返すような人間性には信頼が置けないと普通なら考えるはずだが、清和会はもう少し
寛大で大きな器の考えで、問題を起こす可能性の高い麻生派を取り込むような形で清和会に付随させ、
コントロールが効くように麻生派のバックグランドを自由にさせなかった。
そこには例え、責任のある立場では無くとも大きくなってしまった過去の麻生発言に対して我関せずで
無視をすれば、おのずと問題が深刻化して日本に大きな影響を生む事を恐れたからだった。
社会を構築するには誰かが苦労をせねばならん、まるで公園のゴミを拾うような感覚でこの問題に着手した
手前、後悔などするはずも無だろうが、結果的には残念な気持ちでいっぱいになるような麻生太郎の我田引水には
経済界からも一線が引かれ、現在の清和会と麻生派という少し距離を置いた関係性のようです。
さてさて前説が長くなりましたが、麻生太郎の消費税増税に対応する財務策は増税の危機が訪れる5月から
7月にかけて年末の公共事業を前倒し的に行うというものでした。それとほぼ同時に武田製薬の次期社長と
してクリス・ウェーバー氏のCOO就任が発表され、国内企業のグローバル化が進んだものだと感じるのが
多くの人の意見のようですが、私自身の印象としましては、ロクな政策が実現しない安倍政権の台所事情に
企業はアベノミクス政治に見切りをつけた感があります。
国内の企業は厳しい国際競争で凌ぎを削るには日本国内の消費による内需拡大によって得られる企業利益は
薄いものだと判断したのだと思います。多くは世界的なマーケットシェアを獲得して海外需要による生産性の
高いビジネスを展開しなければ、立ち遅れてしまうのだと危機感を募らせたのでしょうね。
過去に麻生太郎との関係の拗れがあると考えられる武田製薬は日本の財務政策に見切りを下すのも早かった。
そんな風に私は受け止めています。
今のファーストフードチェーンのマクドナルドが顧客獲得に苦戦を強いられる状況は、やはりデフレ経済の
影響から完全に抜け出せていない事と、増税による内需の冷え込み、そして不況下の物価上昇による
スタグフレーションの可能性が具体的に出てくる予感をさせるのです。
こちらも海外からの経営者を抜擢しての大きな改革を断行しているが、話題性は高い物の結果を出せていない。
麻生発言の火の粉がかからないようにヨーロッパへ雲隠れしていた長谷川社長はこのクリス・ウェーバー氏を
日本に連れてきた。紛れもなく10年以上前から狙っていた有能な経営者を獲得できた。
昨今のグローバル化による国内企業の危機として高い給与が問題視されるが、それはお門違いだ。
俄か経済評論家の知ったようなふりの能書きにしかならない。
第2、第3の日産カルロス・ゴーン氏を求めて止まない日本のグローバルな視点は返って国内に素晴らしい
企業理念と業績をもたらすものだと思います。それはきっと朝三暮四の麻生政策よりも有益な事だと思います。
最高経営責任者の報酬なんていうのは水モノでして、ゴーン社長の16億円など安い物です。
過去にはディズニーランドの経営者はその成功報酬はゴーン社長の20倍にも上るのですが、会社や株主の反対に
遭えば簡単に半額以下にも減らされるような厳しいものなのです。
海外からの経営者を面白く思わないような意見が多いのですが、それは余りにも時代遅れで、無意味な国家主義で
韓国のフットボール代表監督は国内から選ぶことに固執したの声にそっくりなのです。
それを打ち破ったのはヒディング韓国代表監督でした。日本も経営者として海外から日産社長のカルロス・ゴーン氏を
選んだことで既にそのような固定概念は崩れた物だと思っていたのだが、まだ根深く存在しているようです。
という訳で、国内企業のグローバル化に諸手を挙げてではないが、賛成派の私の経済論でした。
武田製薬の次期社長にクリス・ウェーバー氏の採用は大正解だと思います。
麻生太郎の消費税増税対策を思いっきり非難する意を込めて、武田製薬社長の長谷川氏の人選と過去の確執にまで
話を掘り下げて書かしてもらった。
ガンバレ!長谷川社長とクリスCOO 私は彼らに期待をしている。