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≪悪貨は良貨を駆逐する≫ Bad money drives out good.

2013-11-10 20:11:46 | 政治
『悪貨は良貨を駆逐する』ネット内でよく使われる言葉です。
ネット民ばかりでなく政治家も一般社会でも耳にする事がある。
その使われ方はまるで悪い事を肯定的に捉えるのがさも当然の摂理だと言わんばかりの時に
使われてますがそれは全く正しくない使われ方です。言葉本来の意味を知らない誤用といえます。

『悪貨は良貨を駆逐する』はグレシャムの法則とよばれており、
金本位制下の貨幣制度では貨幣に実質的な価値が高ければ多くの人がその価値に囚われて金や銀などで
できた貨幣は財産とみなして隠してしまう訳です。
実際にグレシャムの生きた16世紀には金や銀など含む貨幣(コイン)は市場で貨幣として使われる以外にも
鉱物資源という価値を見出されて保存され隠されるケースが多かった。

価値尺度、流通手段、価値貯蔵が貨幣の要素であり価値尺度を持たせる為に金が使われていたので
返って流通手段としての役割を果たせなかったのである。その為に市場に出回る貨幣が目減りして
経済的に悪影響をもたらしたのです。

今では貨幣は金に変わり普通の金属で製造されまたは紙で出来ていており貨幣自体の価値は低いしかし金とは違い
現在流通している貨幣は市場で使われてそれなりの財産と交換可能であるという市場の信用構造がタダの紙に
付加価値を付けて流通しているのである。貨幣は価値、流通、貯蔵以外にも使い易さが伴わなくてはいけない。
今の経済で欠かすことのできないクレジットカードは貨幣ではないが流通という面ではお金と同じ意味を持つ。
価値と貯蔵という点では貨幣の要素を持ち得ていないが使いやすさから人々に重宝されているのです。



≪悪貨は良貨を駆逐する≫ Bad money drives out good.

この言葉の意味は貨幣事態の価値が高ければ市場での流通役割を果たしにくいというものです。
その為に現在は安価な素材で作られたそれ自体に価値の低い紙のお金やカードがあるわけです。

つ・ま・りネトウヨや工作員の使うこの言葉は明らかな誤用なのだ。
善意ではなく悪意のあるお金の使い方を肯定的に示した言葉ではないのです。

まるで昔NEWSの語源が英語で新しいを意味する単語Newの複数形であるNewsであるに関わらず、
N(north)E(east)W(west)S(south)の頭文字を取った所からきていると信じられていたように工作員や政治家共々誤用を
繰り返しているのです。
このような間違えた使い方をする人は政治家の中にもいました。右派政治家です。アホです。バカです。
そのバカさがネトウヨにも遺伝してるなんて笑い話ですね。
右派政治家のお金の使い方を強く批判した場合に相手の論を潰すかのようによく使われていました。
一般に多くの方々から悪いと評価をされていますが
「悪貨は良貨を駆逐する物なんです。」byにし〇ら
「1999年に在日韓国人の犯罪が減らないのは原発ミサイルを所持しないからだ。」なるほどね。
今と同様に昔から右派政治家は嫌韓国を口実の土台として物事を主張してきたのです。
何年経っても成長の見込みがないです。

この言葉の誤用を起こしたのは恐らく創価学会の関係だと思われる。とはいっても右派がバカである事が
最も大きな要因なんですけどね。ネトウヨはその先をいくのだから大したものだ。

創価学会を支持母体とする公明党は1999年に連立与党となりそこで地域振興券(一種の商品券)を経済の
活性化と子育て支援の為に行ったのですがコレが右翼政治家(い〇ば)からはバラマキ行為だと非難をされた。
当時の厚生労働大臣で公明党の坂口さんは貨幣の流通を考えた上でしっかりとした研究の元に出された
経済策であり正当な景気刺激策だと反論をした。ロクに対抗論を出すわけでもなく右派は
批判を続け、地域振興券を容易に了承しない姿勢を崩さない様子に坂口さんが皮肉を込めて放った言葉が
≪悪貨は良貨を駆逐する≫とグレシャムの法則を引き合いに出した答えでした。
これだけ批判を繰り広げる右派政治家の態度を逆手に取って答えた一声の意味は大きかった。
文字通り経済流通の観点から金などの良貨よりも地域振興券のような悪貨の方が効果があると示した。

だがしかし右派政治家はこの言葉の真意を知らなかった上に批判に対する皮肉だとも解らなかった。
ここまで来ると馬の耳に念仏である。恥ずかし過ぎる為体振りの右派です。
そればかりか右派は本来のグレシャムの法則を知らずに別の意味に理解していた。
自分たちの意見は通っているはずなのだが、何故か地域振興券への期待と信頼が大きく膨らんでいる。
これに右派政治家は頭を悩ませ困惑させた結果ある一つの間違えた結論に辿りつくのだ。
「地域振興券のような悪いお金の使い道は良いお金の使い道を駆逐するものだ」と勝手に思い込んだらしい。
おいおい!全然違うではないかい。グレシャムを知らないのかい?頭が痛すぎる。
自分たちの身勝手な批判の姿勢を崩すことが出来ずに「悪貨は・・・」の一文を解釈するとこうなるらしい。
余りにも自己中心的な解釈は後々己身を滅ぼす事を示すものとなりそうです。

これが経済学の祖であるA・スミスの資本論の真逆を行く思想がここに誕生した瞬間です。歴史的な論理的な大誤算を
ここに成立させてしまったのです。恐ろしいにも程がある。日本は死ぬ気カナ??実際衰退してますけどね。

地域振興券の発行から14年経った今でも右派政治家やネトウヨは「悪貨は・・・」を悪いお金の使い道は
良いお金の使い方を駆逐すると刷り込まれ続けて右派政治意識が構築されているのです。もう治らないであろう、
病気を通り越して命に係わる重症だと判断できる。まさか14年も思考回路が固まったまま動かなかった事に
驚きを隠せません。それ程に洗脳が効いているのです。

与那国島の2兆円に及ぶ基地建設事業もこの右派思想の「悪貨は・・」であろう。まさか人口1200人足らずの島に
これほど巨大な基地など建設できる筈もなのです、常識からは2回りも3回りも逸脱した問題が当然のように
考えられるのはやはりグレシャムの法則を資本論の真逆のような事と理解してる右派であるからであろう。

てな事で
≪悪貨は良貨を駆逐する≫ Bad money drives out good.グレシャムの法則を
正確には金などの価値の高い良い貨幣はそれ自体の価値に意味を見出されて流通しにくい物で有る為に
紙などのそれ自体には価値のない悪貨によって市場での貨幣の流通は機能すると解釈できずに

悪いお金の使い方(悪貨)は良いお金の使い方(良貨)を駆逐すると勝手に財政問題として間違えた解釈は
悪が勝ち、良が負ける事を当然のように肯定する口実にまで発展して理解し使用している右派やネトウヨは
社会に於ける有害な存在だと断定できるのです。自業自得ですな。バカは黙ってろと言いたい。
創価学会の方が一枚も2枚も上手でしたね。この程度のレベルの右派や保守は何処に政治的な勝算を持ち得て
いるだろうか、既に在特会などは真面な活動が出来ずに終焉が近づき多少は意味があった、少し功績があると既に
負け犬の遠吠えが響くだけの惨めな右派なのだ。この問題もデフレ同様に長く続く日本の病ですがもっと続ける方がいいかな。
このまま麻生政権時代のようにグダグダになるまで坂を転げ落ちるのもいいだろう。
面白いようにネトウヨや右派政治家が落ちぶれていく様を傍らで眺める私の盛り上がりもすべては解りきっていた
予定通りの流れに胸を少し熱くしそうだ。まさかこの問題の発祥まで出てくるとは思いもよらなかったと思うよ。ワハハハッ!


トーマス・グリシャムの財政顧問を務めた英国を代表する歌手です。
アデル Adele - Rolling In The Deep




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