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あからさまな日本株式の値上がり

2013-11-12 18:49:42 | 経済
連日の株高を示している日経株式です。今年のアベノミクスによる大型金融政策によって
成功した企業の業績も反映して市場の反応は上々ですが、ココは投資家も気合を入れて来たなと
判断できます、今の14000代ギリギリからの値上がりは先週末の海外先物市場で始まっていた、タイムラグのある
海外投資家やヘッジファンドは火曜日から日本株式に投資する傾向が強いので先物と火曜日の株高は国内より
海外の動向に左右されやすい傾向を持つ。

9月の東京オリンピック招致以後の日本株式の最安値は約13800代となっている為に海外投資家からは
先週の終値14000代の日本株式は今現在の底値と考えたかもしれない。ココから年末にかけて正月明けまで
どれだけの株高を伸ばすことができるか?これが年内アベノミクスのラストスパートである。年末商戦に向けて
中弛みを許さなかった日銀の政策は今の所「吉」と出ている。17000代までの回復にはまだ程遠いのですが
この調子だと中間目標の15500まで届きそうかもしれない。しかし数多くの事が無難に進めばのことです。
それは非常に宜しいことなのですが個人的には疑問があります。

法人復興税の前倒し終了に医療保険の値上がり、消費税、除染費の国庫負担など、国と税金に懸る負担が増大する
傾向が強いのです。安倍政権はこの経済対策を成功させるために大型金融政策だけではなく、その陰に隠れて国民負担を
増大させているのではないでしょうか?金融業界における企業評価を無理やり押し上げる為に国民にとっては大切な財政を
削り将来的負担を度返しにしてでも現政権の維持に躍起立ているようにしかみえないのです。
表面的にはアベノミクスは成功しているように見えますが、その裏側で年内目標の17000代までの回復の見通しは難しく
中間目標の15500さえも微妙との内閣の判断があったのだと容易に推測ができる。

そこで面目を保つべく金融財政担当大臣の2役であるはずの麻生太郎が持ち駒の一つである財政を売って金融関係に拵えて
企業に優遇しようとしているのである。ココは間違えてはいけない大事な所です。今の株高は日銀と安倍総裁の大型金融政策では
なく、麻生金融財政担当大臣の財政の投げ売りによるものである。
なぜこのような程度の低い政策が罷り通るか考えれば、海外からは今の安倍政権を意地でも長期政権として樹立して
戦争のできる改憲を目指しているからでしょうな。しかも復興や子育て支援などの公共サービスの効率化ではなく
金融政策に投資するというスタイルは何れ海外に流れていくものでしかない。

麻生という人物はホントにロクでも無い政治家だ。日本の財産が何であるかも解らない人が右派政治家というのだから皮肉で
素晴しい右翼活動と評価してしまいそいうだ。幾ら株高でも海外に流れる恐れはあるし、人口論では既に衰退が決定的なのだ。
TPPによる影響となると更に致命的だ。3年後は闇だしかし7年後にはオリンピックがあるそれでもちと厳しいのである。
暫らくは自民党の一人歩きが続くのですが、所詮は麻生金融財政担当大臣のレベルの低さが目に着く結果になったことは言うまでもない。
「ナチス憲法が何時の間に変わっていた」発言における全権委任法と秘密保護法を引き合いに出すまでもなくアベノミクスの足を
引っ張り責任を転嫁して財政負担をひっ迫させることで表向きな事無きを得ようとするだけなのだ。

今の世界金融界での日本に対する評価は日本の株式は煽れば財政を削っても対策費用が出てくるだけに
敢えて安定インフレを無視して株安に働きかけて金融政策が発表され次第に底値から買い戻して高値になったところで
見切りをつけてドロップさせるを繰り返しているだけだ。

今日の終値は14588で前日比のプラス318です。先週の終値から500も伸ばしている。この株高を年明けまで維持することができるか
年末の12月を前にもう一度株高の段階から海外投資家によってドロップされるかは日銀の黒田総裁の腕の見せ所であり
海外ヘッジファンドからは勝負の時なのである。少し気になるのは今の11月の中旬の中弛みを防ぐための成果が海外の
先物市場から始まっている為に内的要因は少ないと思われる。
これが2013/11/12の日経株式でした。




















コメント
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