智辯学園同士の対決までは予感がしたが:
偽らざる所を言えば、本日となった決勝戦はどちらが勝つかは全く閃いてきていない。以前に和歌山の方の野球の監督をしておられた高嶋仁氏は、奈良の監督から転身されたと聞いた気もする。これが正しければ、両校が似たような体質の野球をして見せているのも解るような気がする。悪いことをいえば「上の組織にいって伸びた者は多くないような気がする」のだが。
もしも、予想めいたことを言えるとしたら、奈良(こちらが本校のようだが、たった一人会った事がある卒業生は「今や和歌山の方が全て上になった」と言ったとか)の方は最後まで10番を付けた投手が投げていたので、本来のエース番号の「1」を付けた投手は温存してあったのかと思う。これが有利になるかどうかは、私は疑問であると思っている。
昨日も非常に不気味な存在だと評価していた京都国際高校はエースだと見ていた森下を先発させなかったし、途中から出したので、本来の4番打者で使えなくなってしまっていた。何故、温存したのかは知る訳もないが、森下は先発投手が取られた3点の後の危機は全て切り抜けていた。即ち、温存が最善の策かどうかなどは、やってみなければ解らないことだから、私は疲れているとか何とかいう理由はあっても先発させて、力尽きるまでは投げさせる方が良かったのではないかと見ている。
このような使い方は「私の好みではない精神論」の色彩が濃厚になるのだが、それに賭けてみるしかなかったように思えたのだった。私に智弁奈良のテイーム事情など解るものではないが、もしもエース温存だったとしたら、温存された高校生(故清水氏は「子供」と表現された)に懸かる重圧は物凄いものになるだろう。それに何処まで耐えられるのかが、勝敗に大きく影響するだろう。和歌山の方も1番を背負った中西を完投させたが、決勝戦の先発に使って精神力に賭ける気なのかどうかだと思う。何れにせよ、どちらが勝つかは閃いてこない。
偽らざる所を言えば、本日となった決勝戦はどちらが勝つかは全く閃いてきていない。以前に和歌山の方の野球の監督をしておられた高嶋仁氏は、奈良の監督から転身されたと聞いた気もする。これが正しければ、両校が似たような体質の野球をして見せているのも解るような気がする。悪いことをいえば「上の組織にいって伸びた者は多くないような気がする」のだが。
もしも、予想めいたことを言えるとしたら、奈良(こちらが本校のようだが、たった一人会った事がある卒業生は「今や和歌山の方が全て上になった」と言ったとか)の方は最後まで10番を付けた投手が投げていたので、本来のエース番号の「1」を付けた投手は温存してあったのかと思う。これが有利になるかどうかは、私は疑問であると思っている。
昨日も非常に不気味な存在だと評価していた京都国際高校はエースだと見ていた森下を先発させなかったし、途中から出したので、本来の4番打者で使えなくなってしまっていた。何故、温存したのかは知る訳もないが、森下は先発投手が取られた3点の後の危機は全て切り抜けていた。即ち、温存が最善の策かどうかなどは、やってみなければ解らないことだから、私は疲れているとか何とかいう理由はあっても先発させて、力尽きるまでは投げさせる方が良かったのではないかと見ている。
このような使い方は「私の好みではない精神論」の色彩が濃厚になるのだが、それに賭けてみるしかなかったように思えたのだった。私に智弁奈良のテイーム事情など解るものではないが、もしもエース温存だったとしたら、温存された高校生(故清水氏は「子供」と表現された)に懸かる重圧は物凄いものになるだろう。それに何処まで耐えられるのかが、勝敗に大きく影響するだろう。和歌山の方も1番を背負った中西を完投させたが、決勝戦の先発に使って精神力に賭ける気なのかどうかだと思う。何れにせよ、どちらが勝つかは閃いてこない。