トランプ大統領は勝負に出られたのか賭に出られたのか:
トランプ大統領の医師団は既に日本時間昨5日の時点で「経過は良好で5日に退院されて、ホワイトハウスで引き続き療養される」と発表していた。その通りに先ほど退院されていく画像が流されていた。私には如何にもトランプ大統領らしい思い切った行動だと思わせられる。それは専門家と言われる医師の方々が「酸素マスクを付けておられた時期があり、レムデシビル(点滴のはず)を投与され、ステロイド剤が出ていたトランプ大統領は、言わば重症者に対する治療法を受けておられた」と指摘していた事からも言えると思うのだ。
この辺りは、トランプ大統領が入院された時点で何人かの専門家が「トランプ大統領は無理をしても入院を短期間で終えられ、選挙キャンペーンに復帰され、『どうだ。私はCOVID-19を征服した。ウイルス何するものぞ』との姿勢を岩盤の支持者に誇示されるだろう」との可能性があるとの予想をしていた。そして将にその予想通りの挙に出られたのだった。
私はこの感染症について何らに知識はない。だが、ご専門の医師の発言やこれまでの高齢者に生命の危険が高いことから考えると、トランプ大統領はこの際思いきって勝負に出られのではないかと感じている。現にTwitterでもその意向を表明されていた。再選について並々ならぬ意欲のほどを示しておられると思うのだ。
ここでこの危険かも知れない賭に出られたのは、バイデン氏に世論調査で差を付けられたこともあるだろうが、15日には2度目の討論会も予定されているので、入院している場合ではないと考えられたとしても不思議はない。私は以前にトランプ大統領はそのスローガンである「アメリカファースト」を強調して掲げてこられたが、その手法を見ていれば同時に「自分ファースト」ではないかと指摘して来た。そこに、先日早稲田大学の中林美恵子教授も同じ指摘をしておられたので、やや安心した。
即ち、トランプ大統領は医師団と相談されたか、あるいは大事を取るべきと宣告されたのを押し切られたのかなど解る訳はない。だが、この際は自分の意志を押し通して何としても再選を目指すのだとの強い意思を断固として表明されたのだと考えたいのだ。私には医師団がホワイトハウスで療養を継続と表明したことは、未だ何らかの危険が残っているとの診断があったのかと思わざるを得ないのだ。要するに、トランプ大統領は危険を承知の上で勝負に出られたと解釈したのだ。残す懸念は「それが危険な賭にならねば良いが」だけである。
私には病室内で声明を発表された時の顔色と表情には、これまであの大統領には見たことないような眼光の弱さと、窶れ方が見えたのがやや気懸かりだった。そこを衆目に曝してまで退院に踏み切られた決意がどう出るかかが、ここから先の最大の問題であり関心事だろう。残念ながら、私には何らの予測も出来ない。何となれば「私の理解を超越した行動」であるから。
トランプ大統領の医師団は既に日本時間昨5日の時点で「経過は良好で5日に退院されて、ホワイトハウスで引き続き療養される」と発表していた。その通りに先ほど退院されていく画像が流されていた。私には如何にもトランプ大統領らしい思い切った行動だと思わせられる。それは専門家と言われる医師の方々が「酸素マスクを付けておられた時期があり、レムデシビル(点滴のはず)を投与され、ステロイド剤が出ていたトランプ大統領は、言わば重症者に対する治療法を受けておられた」と指摘していた事からも言えると思うのだ。
この辺りは、トランプ大統領が入院された時点で何人かの専門家が「トランプ大統領は無理をしても入院を短期間で終えられ、選挙キャンペーンに復帰され、『どうだ。私はCOVID-19を征服した。ウイルス何するものぞ』との姿勢を岩盤の支持者に誇示されるだろう」との可能性があるとの予想をしていた。そして将にその予想通りの挙に出られたのだった。
私はこの感染症について何らに知識はない。だが、ご専門の医師の発言やこれまでの高齢者に生命の危険が高いことから考えると、トランプ大統領はこの際思いきって勝負に出られのではないかと感じている。現にTwitterでもその意向を表明されていた。再選について並々ならぬ意欲のほどを示しておられると思うのだ。
ここでこの危険かも知れない賭に出られたのは、バイデン氏に世論調査で差を付けられたこともあるだろうが、15日には2度目の討論会も予定されているので、入院している場合ではないと考えられたとしても不思議はない。私は以前にトランプ大統領はそのスローガンである「アメリカファースト」を強調して掲げてこられたが、その手法を見ていれば同時に「自分ファースト」ではないかと指摘して来た。そこに、先日早稲田大学の中林美恵子教授も同じ指摘をしておられたので、やや安心した。
即ち、トランプ大統領は医師団と相談されたか、あるいは大事を取るべきと宣告されたのを押し切られたのかなど解る訳はない。だが、この際は自分の意志を押し通して何としても再選を目指すのだとの強い意思を断固として表明されたのだと考えたいのだ。私には医師団がホワイトハウスで療養を継続と表明したことは、未だ何らかの危険が残っているとの診断があったのかと思わざるを得ないのだ。要するに、トランプ大統領は危険を承知の上で勝負に出られたと解釈したのだ。残す懸念は「それが危険な賭にならねば良いが」だけである。
私には病室内で声明を発表された時の顔色と表情には、これまであの大統領には見たことないような眼光の弱さと、窶れ方が見えたのがやや気懸かりだった。そこを衆目に曝してまで退院に踏み切られた決意がどう出るかかが、ここから先の最大の問題であり関心事だろう。残念ながら、私には何らの予測も出来ない。何となれば「私の理解を超越した行動」であるから。
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