新宿少数民族の声

国際ビジネスに長年携わった経験を活かして世相を論じる。

雑学

2022-02-28 09:26:42 | コラム
20年前はコラムニストだったので:

偶にはその頃の自分に戻って、あれやこれらと身の回りに生じている出来事を拾ってみようかと考えた次第。この方が自分の性に合っているのかも知れないと思う時もある。

あくび(yawn):
2月になってからだっただろうか、夜になって一人静かにテレビなどを見ていると、いきなりあくびが出るようになった。それも2度か3度も出る事もあった。何分も超後期高齢者で持病(何で基礎疾患なんて難しい事をいうのだろう)を抱えている身としては、眠気など感じていないので「何か深刻な事になる前兆か」と少し不安に感じていた。だが、24日に掛かりつけのクリニックで見て頂いた時には「問題無し」だった。

そこで、何気なくPCでのローマ字入力に慣れた者には、あの面倒でしかない入力方法を厭わずに、そこにあったスマートフォンで「あくび」を検索してみた。すると、Wikipediaには下記のような記述があった。それは

「あくびが発生する原因や生物学的意義は、現時点では未解明である。従来、肺での酸素-二酸化炭素交換を高める、顔面のストレッチ、内耳の圧力を外気と調整する、などの仮説が提案されてきた。より最近の学説としては、あくびは体温の調節に使われるという説もある。」

だった。内耳云々は数年前に耳管開放症を患った身にとっては当たっているように思えるし、高齢化して体温の調節が難しいとも感じているので、そういう事もあるかと納得させられた。ここで得た知識というか教訓は「あくびは必ずしも眠い時に出るものではない」だった。

夜間頻尿症対策:
見かけよりも遙かに高齢の89歳になってしまった当方は、もう何年も前からPSAの数値が20代半ばと高止まりして、繰り返して前立腺がんの疑いで検査を受けたし、5年ほど前だったかにはかなり痛かった「8ヶ所生検」も経験した。だが「ガンはない」との診断だった。だが、前立腺肥大の為に夜間頻尿症には悩まされている。この対策にはテレビに漢方薬等の色々の薬の宣伝が登場するが、泌尿器科医の先生方は何方も無用だと言われ、物理的というか理学的な対策を教えられるだけだった。特に冬場ではこれらの対策は効果が無いようなのだ。

しかしながら、先週だったか、夜一人静かに古い再生物の刑事ドラマを見ながら、何気なくそこにあった堅焼き煎餅を2枚ほど食べていた。その堅さを克服できるほど歯が健在なのだが、その噛む音がうるさ過ぎて耳にも頭にまでも響き、テレビの音声が聞こえないほどになった。それだけの事だと思っていた。だが、その晩はまた嫌われそうな英語にすれば、それまでの“to make frequent trips between 何処か and bed”が半減したのだった。不思議な現象だった。

そこで思い出した事があった。それは、何処で誰に聞いたのか、何かで読んだのか記憶がない事で「寝る前に煎餅のような固い物を噛んでおくと、その対策になる」というのがあった。「まさか」と受け止めて聞き流していた。「もしかして、その話が現実になったのか」と疑って、次の夜にも試してみた。効果があった。昨夜は4~5夜目になったが実行してみた。効果のほどはといえば、9時頃に横になって間もなく眠りに落ちたようで、1回目のtripに起きた時は0時半を回っていたという、それ以前にはなかった長期間の眠りだったし、回数も減っていた。

それ以前は「夜8時以後には、何も食べない事(と7時以後はPCを起動させないデブルーライトから守る)」を厳守してきたので、今後は夜間頻尿症対策で何時になっても煎餅を食べねばならなくなる。また、この対策は医学的か生理的に効果があるのかも不明だ。更に、未だ煎餅を食べすに就寝して試してみようという心の準備も整っていない。煎餅の在庫も補充せねばならない状況だ。

ミカン箱から段ボール箱へ:
冬場は「ビタミンCの含有量が高いミカンを食べれば、栄養分の補給のみならず風邪の予防にもなる」と思って極力食べるようにしていた。ところが家内共々気が付いた事があった。それは、何年か前までは八百屋かスーパーマーケット等から箱毎買っていたのだったが、近頃は6~8個程度を小分けにして網状の袋かプラスチックフィルムの袋で包装されているのだった。そこには懐かしの木箱も、段ボール箱も見当たらないのだった。

そこで検索してみると、1951年から包装の簡素化合理化と輸送コスト軽減等の大命題のお陰で、木製の箱から段ボール箱に切り替えが始まったとあった。木箱にせよ段ボール箱にせよ、元は木(森林資源)である事は変わらないと思うのだが。小分けになれば、重たい物を家まで運ぶ事もないし、長期保存になって傷む物が出てくる事も防止出来るのは結構だ。だが、頻繁に買いに行く手間は生じる。

そこで、またも「ミカン」を検索して見ると「免疫性を高める」とあった。「そうか。それでは時節柄毎日食べ続けねばならないな」と認識したのだった。既に今月の4日に3回目のワクチン接種は終えているが、COVID-19に対する防御策でミカンを沢山食べて体質を強化しようと決意したのだった。



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