2024年6月の東京都新宿区の人口は163人の減少で351,546人となっていた:
今回は暫くぶりにアメリカの大統領選挙の話題を論じる事から一息入れて、それとは異なった国内、それも我が新宿の話題を取り上げてみることになしようと思う。
新宿の人口は去る5月には116人の減少だったが、6月もその流れは止まっていなかったようで△163人で351,546人となっていた。その内訳は日本人が△160人で305,763人、外国人も△3人と僅かながら減少して45,763人になっていた。外国人が区の人口に占める比率は4月と5月とほぼ同じの13.0%だった。
だが、ここ百人町/大久保界隈を歩いてみれば、外国人の率が僅か13%と言う区が発表する統計は「何かのお間違いでは」と言いたくなる程中国、バングラデシュ、ネパール、パキスタン等々の異邦人が、我々日本人よりも圧倒的に多いと感じてしまう。思うに、そう感じさせられるのは、10軒にも満たないとは言え、大繁盛するハラルフードを販売する店を訪れるイスラム教徒が余りにも多いからだろう。
故に、JR山手線・新大久保駅前からKorean townで賑わう大久保通りを埋め尽くしている大勢の老若女と、何をしに来ているのかと何時も訝っている多くの異邦人たちを見せつけられると、イスラム教徒だけを相手にする店や、中国人だけが読める漢字しか掲示されていない店等が繁盛している事態が正常だとは到底思えないのだ。
新大久保駅構内に設置されたエレベーターを上がって線路をまたぐ歩道橋(?)からさらにエレベーターで降りる設備は、私は階段の昇降に苦しむ高齢者用であるとばかり認識していた。だが、今やこのエレベーターを利用する設備は完全に大きなトローリーケースを引きずる大勢のインバウンド様たち専用と化してしまい終日大混雑。我々も何とか利用できるという本末転倒の状況。
敢えて指摘したいことは「インバウンド様が落として下さる外貨?は最早9兆円に達する勢いであるとかで、困難に直面している我が国の財政にとっては貴重な財源になると報じられているようだ。それはそれで結構だろうが、到底9兆円の一部にもなりそうもないインバウンド様たちに蹂躙されているここ新宿区の片隅の街の異常さを、為政者はどうお考えなのか」と僻んでみたくなる点だ。政治の至らざる点を表しているのではないのか。
毎回のように同じ事を言うのも気が引けるのだが、我が国の政府は我が国の外国人に対する無意味な好意的な扱いに付け込んで、我が国が食い物に出来ると見込んでやってきた連中を野放図に入国させて良いものかと疑問に感じている。太陽光発電のケーブルを盗んだ連中が逮捕されたと報じられていたが、東南アジアの某国人だった。テレビが報じた高級車の窃盗犯も同様。岸田内閣はこの事態を真剣に再検討願いたいのである。国民に負担を強いるようなインバウンド尊重政策を見直して貰いたい。
岸田政権にはかかる財源に依存しようとせずに、沈滞気味の我が国の製造業に「嘗ての勢いを取り戻せ」と大号令をかけて発憤させて欲しいのだ。製造業に依存する時代が終わったというのならば、我が国独自のGAFAM級の最新鋭の産業を振興させて欲しいのだ。観光収入に頼ろうなどというのでは、嘗ての発展する前の東南アジアの諸国の状態と変わらないのではないのか。奮起して欲しいのは政治ではなく産業界になってしまったのではないか。
参考資料:新宿区広報24年7月25日号