新宿少数民族の声

国際ビジネスに長年携わった経験を活かして世相を論じる。

10日の夜はテレビを見るので多忙だった

2019-10-11 08:29:26 | コラム
結局は「報道1930」が主体になった:

昨10日はラグビーの中継放送こそなかったが、サッカーのW杯予選にNPBのクライマックスシリーズの2試合が重なって、頻繁にチャンネルを変えることにはなった。しかし、結果的にはTBSの報道1930に新藤義孝氏が出ておられるのを見て、これに焦点を絞ることにした。それは事韓国問題となると、新藤氏の発言が最も信頼するに足る堂々たる正攻法というか正論で我が国の立場を主張されるからだ。藪中元外務次官も出ておられたが、矢張り外務官僚の発言には事なかれ主義が見え隠れしすぎるので、信頼する訳には行くまいと思っている。

この番組で驚かされたのが、司会の松原が事もあろうに徴用工問題(この言葉を使うこと自体にTBSの偏向振りが現れている)の解決案を韓国側から提案されたと言って、例の「1+1+α」を言い出した事だった。私は大体からして訪韓した元河村建夫官房長官が持ち帰ったことそのものがとんでもないと思っていたのに、この期に及んで勿体を付けて取り上げるべき案件ではないと思って聞いていた。案の定、新藤氏は穏やかに否定されたが、藪中氏も共同通信の平井氏もそれほど否定的なことを言わなかったのは「そんなものだろう」と思って聞いた。

結局は対韓国問題を解決する為の妙案などないというような結論になったと聞こえた。当たり前のことで、文在寅大統領がその地位に止まっている限り改善される訳がないのであって、即位の礼に李首相が来日されるからといって、仮令安倍総理が言わば何の権限もないとしか見えない首相と会談したとしても、何の進展もあり得ないと思っている。藪中氏は先頃ソウルに出向かれてかの国の要人たちと懇談されたそうだが、彼らは65年の合意は軍事政権が決めた悪い協定だから変えてくれと言っていたそうで、そんな程度のことも解っていない連中を相手にするのでは埒があかない訳だ。

私は新藤氏が毎回主張される「国際的な条約を守ってキチンと我が国との話し合いの席につくべきだ」という以外にあり得ないと思っている。その新藤氏にもあの大法院の判決を支持する弁護士団が今年末か来年早々に差し押さえた三菱重工や日本製鉄等の資産を換金するのを阻止する明暗の持ち合わせはないようだった。韓国のあの浦項製鉄を築き上げたのが八幡と富士製鉄だったことなど忘却の彼方であるようだ。いや、都合が悪いことは忘れるのだろう。その恩義ある会社の資産を差し押さえるとは非道徳的な暴挙という以外あるまい。

矢張りサッカーにも一寸触れておくべきかと思う。FIFAのランキング183位のもモンゴルから6点取ったといってマスコミは喜んで見せている。だが、私に言わせて貰えば当たり前のことが出来ただけであって、あそこまで褒めるべきではないと見ている。それにしても彼らは何故久保建英が出る出ないにあれほど執着するのだろう。昨日も森保監督が最後まで使わなかったのは、何となく意地になっているようにすら思えた。あの監督でも本当に使えると思えば、始めから出しただろう。それともマスコミの連中の話題作りか。



コメントを投稿