新宿少数民族の声

国際ビジネスに長年携わった経験を活かして世相を論じる。

8月19日 その2 森尾の英会話指導

2018-08-19 08:05:27 | コラム
興味を持って聞いた言葉の使い方:

日曜日の朝6時半から森尾の他に磯野貴理子と松居直美が鼎談会をやる番組でのこと。本19日は森尾が簡単な英語の会話というか言葉の使い方を語っていた。この森尾の英会話指導は以前にも採り上げたことがあった。それは現実にLAだかで暮らして学校の教科書にはない英語に接している森尾が経験談を語るところに意義があると思っているからだ。

今朝はnaïve をウッカリとカタカナ語と同じ意味だと思って(とは知らずに)使ってはならないと言っていたが、私が何十年(?!)も唱えているのと同じことだが、テレビで言ってくれれば多少効果があるかと思って聞いていた。それにつけても思うことは「カタカナ語は罪が深い」という点だ。二つ目に 「She is cute. も迂闊には言うな」と言っていたが、私には「こういう種類の女性を指している言葉の使い方は知らない」と言うしかないのだ。

それは女性の在り方が我が国とは余りにも違いすぎるアメリカの文化を経験したから言うのであって、この cute という単語を知らないという意味ではない、念の為。兎に角、私には目の前にいる女性に向かって仮令本心であっても「貴女は可愛い」などと言う勇気の持ち合わせなどなかった。Oxfordには pretty and attractive と先ずあって、次にアメリカ語で informalと断った上で sexually attractive と出てくる。私は後者の意味があると知らされていたので、危なくて使えないと心得ていた。

女性に関することを英語を話す際の無難な方法は「その女性がいる前では賞賛でも批判でも何でも、危ないと思った表現は使わないこと」である。故に、私はその女性だろうと誰だろうと、当人がいない男性だけの席では美貌や性格(の善し悪し)について語ることがあったが、女性の面前ではほぼ絶対と言って良いほど批判的な言動は回避するようにしていた。尤も、我々日本人がアメリカ人の中に単独で入ってそういう会話をする機会などそれほどあるとも思えないのだが。

学校で英語を教えておられる先生方はこういう番組を見ておられるのだろうか。ご覧になっているとしたら、如何なる感想を述べられるだろうかにも興味がある。


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