新宿少数民族の声

国際ビジネスに長年携わった経験を活かして世相を論じる。

医療従事者を差別する輩がいるとは

2020-04-23 07:54:32 | コラム
私はあらためてお医者様と看護師さんにお礼を申し上げたい:

私は2006年1月の1回目の心筋梗塞発症以来何度も救急搬送されて入院し、処置して頂いて命を救って頂いたか分からない。主治医から家内に「今回は保証できない」と告知されたことすらあったと後で聞かされた。助けて頂いたお医者様に感謝申し上げるのは当然だが、入院の度に経験した看護師さんたちの献身的などという月並みな表現では到底表せないような、如何なる事でも厭わない仕事ぶりも「白衣の天使」などという陳腐な言い方では説明しきれない優しさ、親切さ、丁寧さがあった。私はこの世にこれ以上に大変な職業はないだろうとここから感謝しながら考えていた。

お医者様にしたところで、入院して初めて知り得たことだが、土・日でも出勤しておられて様子を見に来て下さっていた。またある朝早く目が覚めて7時頃に窓の外を見ていたら、病棟の主治医の先生はは早くも出勤してこられるところだった。先生方は何時休息されるのかと思った。そのような激務というか激職者のお医者様や看護師さんたちが、この度の新型コロナウイルスに感染した患者さんたちの治療でどれほど大変な日々を送っていられるかは、マスコミ報道よりは遙かに具体的に想像できる。

その医療従事者の方々の乗車を拒むタクシーや、近所付き合いをどうのというとか、お子さんたちを遠ざけるような輩がいるという報道に接すれば「我が国はそこまで程度が低いのか。あるいはそういう輩がいるとは極めて腹立たしいし、余りにも心ない振る舞いで情けない」と一人で悲憤慷慨している。お医者様や看護師さんたちに対するマスクの供給が間に合わず洗濯して使い回したり、1日に1枚しか支給されないという目に遭っておられるとは、余りにも理不尽で、厚生労働省は何をやっているのかと言ってやりたい。

仮令医療用ではなくとも、イスラム横町ではマスクが売られていることを政府は恥だとは感じないのか。シャープに勝手に通販をやらせても苦情も言えないのは何故だろう。大蔵省出身の大臣では医療現場の事情が解らないのかと問い質したい。無為無策と後手を踏むのも好い加減にせよと言ってやりたい。何とかいう副座長も医師だろう。であれば、テレビに出てしたり顔で御託を並べている暇があれば、総理に「医療従事者の苦難を救う為の具体策は」とでもいう具申をすべきではないのか。



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