新宿少数民族の声

国際ビジネスに長年携わった経験を活かして世相を論じる。

「インバウンド」促進の効果を問う

2022-11-13 08:09:33 | コラム
政府は「コインの裏側」を考慮してあったのか:

テレビや新聞では嬉しそうに制限を撤廃したためと円安の効果で、インバウンドが沢山入ってきて「爆買い」をしていると報じ始めた。マイクを突きつけて「何を買いましたか」などと言って、大きな袋の中身を映しだしていたりする。「結構なことだ。少しでも我が国の景気回復が促進されるだろうか」とは、少しだけ思って見ている。なお、もう「インバウンド」は珍妙なカタカナ語だとは言わないで、そのまま使っている。

だが、ここ東京都新宿区の一角では「そうは問屋が卸さない」などと言えば古めかしいが、爆買いなどとは極めて縁遠い遠来の客が増えて、これまでよりも一層賑わっているのだ。昨日も大久保通りまで出た際に、大きなトローリーケース(これが「キャリーケースかキャリイバッグの正しい名称である。念の為」をガラガラと引き摺った2人の何処かアジアの国から来たのだろう若い女性が、宿泊先なのかも知れない小さなホテルの前で立ちすくんでいた。

何度でも言うが、この手の買い物などする気もない非生産的な我が国の善なる性に付け込もうとするインバウンドも、群を為して我が街にはやって来るのだ。

昨日だったかの産経新聞では「千葉県にあった中国人が運営する在留カードや健康保険証を精巧に偽造する工場が摘発された。その本拠は中国にあり、精巧な偽造品がこの組織からでも既に2万枚も外国人の手に渡っている」と報じていた。この辺りが最早常識と言っても良い現象で「観光ヴィザで入国した者の中には、滞在期限が切れても帰国せずに、この手のカードを入手して居続ける場合も多々ある」のだ。

私は何もここ新宿区の片隅に群を為して屯する連中が不法滞在だなどと言うつもりもない。だが、あのような者たちが如何なる資格で滞在し続け、如何なる手段で生計を立てているのかと、不思議なことだと眺めている。それは、イスラム横丁などにいる者どもで日本語が出来る者はごく希なのだから、日本人が営む店には就労不可能だとしか見えないから。

先日、大笑いさせられた現象があった。それはハラルフードの店で買い物をしていた者と店番との間の会話が、たどたどしい日本語で、だったことだ。これなどは、同じモズレムであっても、国が違えば言葉が通じないことを示していたのだと思う。もしかして買い物をしていたのは激増したネパール人かも知れないが。

事ほど左様に、我が街には、新宿区の人口統計が示すように異邦人が増えつつあるのだ。何度でも言うが「彼らは我が国の甘さに付け込んで、我が国を食い物にしている」のである。我が家の目の前にあるイオン系の食品専門スーパーには、漢字一文字の名字の名札を付けた女性がレジに立っていることはあるが、未だ嘗てイスラム系の国の有色人種が雇用されていた例を知らない。

私が言いたいことは「インバウンド促進のコインの裏側には、この新宿区の一角示すように、我が国の経済が回ることに貢献をしない外国人までを招き入れてしまうこと」なのである。本日は新宿区長選挙の日である、未だに区役所か東京都庁の方がこの地区の憂うべき状況乃至は現象に触れられたことがない。2ヶ月ほど前だったかに区役所の広報担当者に質問したところ、この地区の状況を「全く知らない」と答えられてしまった。

私はこの地区の惨状(と敢えて言うが)が外国に如何に我が国の土地や水源などを浸食(蚕食の方がより正確かも知れない)されても法的に為す術もないと、どうなってしまうかを見事に表していると思う。週日でも良いから大久保通りの山手線の内側を歩いてご覧。そこがソウルの明洞か梨泰院だと言われても納得してしまうかも知れないほどハングルの看板ばかりだ。そこに群がるのが我が国の老若女なのだ。

この程度なら未だお手柔らかだが、土地や建物やマンションを買い荒らされているではないか。それでも日中友好で、日韓関係改善だというのか。岸田さんにここまで来てご覧なさいとまでは言わない。片腕とか補佐役とか報じられている木原誠二さん辺りがお出でになって視察されてもバチは当たらないと思うよ。某大学のST教授は「この街の異常さにはもう馴れました。だが、異常さに馴れてしまった自分が怖いです」と言われたのを、そのまま為政者に捧げたい。



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