新宿少数民族の声

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3月24日 その2 カタカナ語排斥論者は調べた

2021-03-24 08:54:58 | コラム
「タッチ・スクリーン」のようだった:

昨日、「果たしてタッチパネルは本当の英語なのだろうか」と、良く知らないままに疑問だけを述べていた。それは「パネル」(=panel)の使い方がおかしく思えたからだったが、お恥ずかしながら正解は知らなかったのだ。そこで、本日は早朝から調べてみた。すると、どうやら“touch screen”(=タッチ・スクリーン)と言うらしいのだ。「タッチパネル」を誰が創造したかなど知る由もないが、如何にもそれらしいカタカナ語に仕立て上げてあったのが怖いところだと思った。

そこで、念の為に“panel”をOxfordで調べてみると“a square or rectangular piece of wood, glass or metal that forms part of a larger surface such as door or wall”とあるので、矢張り言葉の誤用だったようだ。思うに、単語の豊富な知識が「鉄板、羽目板」と英和辞書にもあるので、これだと思ってタッチと組み合わせたのだろう。何度でも同じ事を言うが「こういうカタカナ語を作る時に、英々辞書とまでは言わないが、少なくとも英和辞典くらいは見ないのだろうか」なのだ。でも、今更「タッチ・スクリーン」が正しいなどと言っても遅いだろうが。



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