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新宿少数民族の声

国際ビジネスに長年携わった経験を活かして世相を論じる。

新型コロナウイルス用のワクチンは何時接種して貰えるのか

2021-01-25 08:35:29 | コラム
ワクチンの早期接種という希望的観測は捨てよう:

私は田村憲久厚労大臣が「年内に」と言ってしまった以上、早期に医療従事者以外に順番が回ってくるだろうとの希望的観測は忘れている方が無難だろうと冷静に考えるようにしている。理由は簡単で、製造元のファイザーはアメリカの会社であり、アメリカ国内でも未だに敏速に国内に出回っていない以上、仮令我が国との契約があっても、速やかに輸出にまで手が回るとは容易に想像できないからだ。

勿論、基礎疾患を抱える超後期高齢者としては可及的速やかにワクチンを接種して頂きたいと願っている。だが、多方面からの期待を担って担当大臣に任命された河野太郎と坂井学官房副長官との間に、いきなり肝心要の開始時期を巡って意見というか見解の相違を見せられたのでは、夢も希望も薄れていこうというものだ。私は坂井学氏の輝かしき経歴と、あの迫力に乏しい顔付きを見せられては、不安感だけが残った。それは、この方は政治の世界だけで過ごされて来たのは結構だが、実務や現場を経験しておられないのが気になったのだ。

官房副長官の批判をしていても事は進むまい。今や事態は変異株に如何に対処すべきかという新たな課題が出てきたし、何も高齢者に限った事ではなく無症状の自宅療養者が急死された例が増加しつつある。菅首相も河野特命大臣も総力を集中して、何もファイザーだけに依存するのではなくModernaにもアストラゼネカにも強力に働きかけて、速やかに契約量を出荷するよう、最善の努力を願いたいのだ。



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