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新宿少数民族の声

国際ビジネスに長年携わった経験を活かして世相を論じる。

2月25日 その2 義憤を感じた

2025-02-25 14:03:31 | コラム
余りのオーバーツーリズムが起こす禍(ワザワイ)

近頃、幾つかのテレビ局が「冬場を中心にして外国人観光客が溢れ返っている、北海道のニセコや長野の白馬村」を取り上げて報じているのを見た。そういう番組の狙いが「インバウンド様の恩恵に浴していることを伝えたいのか、地元の“too much overtourism”を嘆く声を伝えたいのか」は私には読み切れなかった。

だが、円安を好都合か絶好の機会と捉えてやってくる無数の外国人に、豪華な(=高価な)ホテルと食事を楽しまれて物価は高騰するし、地元民の食材が不足して価格が高騰するし、不法投棄のごみの始末に困るし、救急車を外国人のスキー客に使われてしまうし、外国人が不動産を購入することを制限する法律もないので買いまくられ固定資産税が上がるし等の為に、敢えてカタカナ語を使えば地元に何らのメリットがない状態。

その様子を見て、直ぐに思い当たったことはと言えば、地元の施設等々はすべて地元民が納めた税金(に政府からの地方交付金もあるか)で建設され、運営費が賄われているのにも拘わらず、精々飲み食いと宿泊代等にかかる消費税くらいしか負担していない異邦人どもに好き勝手に使われているのだ。これが不当であり不公平であると言わずしてどうする。

富士山が滅茶苦茶な登山をする異邦人に荒らされて大迷惑となり、ついに僅か2千円だったかの入山料を徴収するようになったようだと記憶する。少なすぎる。いや、外国人に対して甘すぎる。整然たる規制を設けて、経費を賄うに足る外国人からの登山料金を設けても良いと思う。それは、彼らは日本国への納税者ではないのだから。

私は我が国では上から(って誰だろう?)下まで、外国人を丁寧に丁重に扱いすぎていると思っている。都内でJRに乗れば掲示に「日本語、英語、ハングル、中国の簡易体の漢字が出てくるし、都営でも私営のバスでも英語とハングルと中国の文字が出てくる。これほど親切な国は日本以外には見たことがない。彼らに漬け込む隙を与えすぎではと懸念している。

親切なのは我が国の美徳だから良いとしても、税金を払っていない外国人を無税で優遇する必要があるのかと言いたい。白馬で膨大な量のアルミの空き缶の処理に苦しんでいるという絵を見て「礼儀知らずの非知識階級の外国人の訪問お断り」くらいの強硬姿勢を取らせてあげたら如何かと、一人秘かに義憤を感じていた。彼らに親切にすることと、廃棄物処理の規制をかけるのは切り離して考えても良いだろう。

石破内閣には菅内閣時代から引き継いだ「インバウンド様が使って下さるお金からの収入に依存するような貧弱な税収の態勢」を早く改善できるような、日本再生と地方創生の政策を可及的速やかに講じてもらいたいと切に希望する。同時に、地方に犠牲を強いる結果にならないように、インバウンド様からの徴収できる税制と料金の仕組みを考えるべきではないかと進言したい。

2025年2月の新宿区の人口

2025-02-25 06:25:24 | コラム
2025年2月の新宿区の人口は352,521人で前月比△196人だった:

今回は便宜的に352,521人を2024年12月の353,329人と比較すると、△0.2%のごく微減だったことが分かる。その中で、日本人は304,446人で前月から174人の減少、外国人は48,075人で同じく227人の減少だった。外国人が総人口に占める比率は13.6%となり、ほぼ昨年の12月から変動がなかった。

ここ百人町/大久保(マスコミは誤って新大久保と言うが、そういう地名はないし、彼らは「百人町」を無視する)に住んでいれば、外国人の率は50%を大きく上回っているだろうと感じるほど、この地区にはG7以外の国から来ただろうと思わせられる外国人が我々を凌駕して溢れている。

それだけに止まらず、旅行者と思われる外国人の数も激増している。彼らの多くに向かっては「何用あって我が国へ」と問いかけたくなる。もしも純粋に「観光」ならば、この辺りに来ても見るべき所などないのだから。

彼ら外国人たちを分析してみれば、矢張り圧倒的にイスラム教国から来たと思わせられる者が多い。その所為だろうか、イスラム教徒たちの為でしかないハラルフードを売る店は、イスラム横丁と呼ばれる地域だけではなく、表通りになる大久保通にも増えているのだから。近頃は、彼らはまるで八百屋の如く、野菜や米などを店頭に並べるようになった。それだけ仲間からの需要が増加したのだろう。

何度か批判したことだが、彼らイスラム教徒たちは「彼らの為だけの店を設け、そこには何の目的で入国してきたのか、我々には解らない同国人を雇うのだ。私には彼らの顔を正確に識別できないが、通りに立って店番をしている者たちが、常に入れ替わっているようだ。彼らは何らかのヴィザで入国し、短期間に給料を稼いでは帰国するのだろうと疑っている。即ち、新宿区の財政(税制)には貢献していないのでは。

ここ百人町/大久保地域は、深刻なオーバーツーリズム禍に悩まされている北海道のニセコや長野の白馬村等と比較すれば、まだまだ穏便に過ごせている。だが、政府はもうそろそろ、外国から観光目的でやってくる者たちからの収入に縋りつく政策というか姿勢を改めても良いのではないか。

白馬の様子を見ていれば「我が国に税金を払っていないインバウンド様に食い荒らされて、住民が悩まされている姿」は異常としか見えない。言いたくはないが、もしかすると「あの様子は明日か明後日の新宿区」かも知れないのだと思わせられた。

石破内閣も「観光収入が貴重な財源」などと言う方針から離れて、新規の産業を興して「技術の日本」を再現させて、トランプ大統領ではないが「雇用を」増大する景気振興策を講じてほしいと希望したくなる。