新宿少数民族の声

国際ビジネスに長年携わった経験を活かして世相を論じる。

9月26日 その2 kazk様

2019-09-26 16:19:49 | コラム
kazk様


コメント頂戴し、誠に有り難う御座いました。


確か、私が言っていることはある程度「嫉妬」を含んでいると申し上げた気がします。昨日も、暫く振りに新宿駅西口に出てW杯ラグビー用のショップが出ているのに正直に言って羨ましいなとすら感じました。サッカー界もこれに負けないくらい政治的にやれよと言いたくなりました。

ところで、私も「スローフォワード」や「ノックオン」がおかしいとは思っておりましたが、象徴的に「ノットリリース」だけにしました。少しひねくれて言えば「ナットリリースイング」としたいほどです。7人制がキックオフを変えていたのも気が付いておりました。「解っているじゃないか」と思ってみていました。

嫉妬とは申し上げましたが、サッカー界の中途半端ぶりや、何時まで経ってもマイナースポーツの域を出られないフットボールを不甲斐ないと嘆いております。ラグビー界は協会にチャンとした人物が多いので上手く行動できていますが、その点ではフットボール界は・・・となります。サッカーも川淵氏が去ってからはどうもピンときません。

ラグビー界は嘗て法政大学のフットボール部の監督であり、アンダーアーマーの販売会社ドームの社長でもあった安田氏が、「サッカー界にもラグビー界ほどの体格が優れた運動能力が高い人材を養成したらどうなるか」かとFCイワキを創設されました。解っている人もいるのです。

サッカー界とフットボール界の奮起を促したいとの思いが、ついラグビー界に嫉妬させたのでしょう。妄言多謝。


真一文字拝

嫌いな日本語

2019-09-26 07:38:26 | コラム
好ましいとは思わないので:

カタカナ語の乱用:
ここから入ろうとは思っていなかったが、安倍総理はアメリカとの貿易交渉が纏まって署名された後で「ウインウインの云々」と言われたので一寸ウンザリだった。カタカナ語排斥論者としては黙っていられないと思った。思い切っていえば,総理大臣ともあろうお方が何でここでカタカナ語なのかということ。“win-win”という言葉は以前にも指摘したが「名詞の前に形容詞のように使うこと」が正しいのである。「双方にとって満足できること」という意味だが、間違った使い方をされるくらいなら、何故普通に日本語で言われなかったのかと遺憾に思っている。

Oxfordでもジーニアス英和でも例文に、“win-win situation”が出ている。実は、私は“win-win”を聞いたことも使った記憶もなかったが、We were in no win situation.は使った記憶があった。

ユニフォームを脱ぐ:
阿部慎之助が引退すると決めてテイーム全員の前で「ユニフォームを脱ぐ」と言った。私はこの表現はマスコミが使い出したものと心得ているが「何故素直に本日を以て引退すると決めました」のように言う者がいないのかと不思議に思っている。マスコミ用語では「キャッチャーとして試合に出る」とは言わずに「マスクをかぶっている」となっているが、このような婉曲的な言い方は好むところではない。

他にも好ましくない表現に「ベンチスタート」という訳の解らないのも多用されている。簡単に「先発から外された」と言えば良いのだ。そう言うと、言われた選手が傷つくとでも遠慮しているのかと疑う。「良い選手だが温存した」という意味か。無用な気遣いだと断じたい。サッカーなどの場合、本当に使えないから先発から外して、後半の30分頃に出すのではないのか。

足を運ぶ:
同類に「口にする」、「耳にする」、「目にする」等があるが、何故こういう言い方をするのかと何時も奇異に感じている。選手などが「競技場に足を運んで頂いて有り難う御座いました」などと言うのを屡々聞くが「ご来場頂きまして誠に有り難う御座いました」と何故言わないのかが解らない。他の2例も同様だ。「言う」か「聞く」の何処が悪いのだろう。思うに、このようなテレビ用語が耳から入って蔓延していったのではと疑っている。

カタカナ語:
これはもう日本語の一部だと思っている。そこで、もう一度触れておきたい。テレビを観ていると「リアルに」であるとか「サプライズ」とか「トラブル」が余りに多用されているので呆れている。英語教育が思ったほど効果が挙がっていない割りには、意味不明なカタカナ語が多用されているのは天下の奇観であると言いたい。私などは「リアルに」という意味が良く解らないのだ。「トラブル」は既に何度も採り上げて批判したが、本来の英語の言葉の意味から遙かに逸脱している。こういう使い方を放置しておきながら、小学校3年から英語を教えて何とすると、文科省に言ってやりたい。自分の足下から是正しろと言うこと。